2013年に日本インフォメーションへ入社し、お客様へITソリューションを提案・提供する営業本部の名古屋営業に所属。2019年に未来のIT企業を見据え、ICTを駆使した新規事業を立ち上げることを目的とした部署、ビジネス企画が立ち上がり、2020年の社内公募にて転属。最新のITの動向や技術部隊と連携し、日々新規ビジネスの企画に従事している。
仕事の内容
新規事業の企画・検討
私の業務内容は、新規事業の企画や立ち上げを行っていくことです。事業の企画は、閃いた瞬間で終わることはありません。ターゲットへの泥臭いインタビューによって、仮説検証を繰り返し、ターゲットが求めているサービスになるよう磨き上げていきます。仮説検証以外にも、事業の周辺情報として、市場規模、競合サービス、リスク調査（特許・脆弱性）、販売戦略（ビジネスモデル、マーケティング）等も調べていきます。そうして企画で攻める領域、実現した場合の価値、リスク等を分析をしていく業務です。
ビジネス企画の魅力
思いの強さで協力者が集まってくること
１つの企画にかけた時間が、多くなればなるほど企画への思い入れが強くなり、同時に失敗できないプレッシャーも大きくなります。ただターゲットへの聞き取りや協力会社に相談しているうちにはやく使ってみたい、早くリリースしてほしいと協力者が増えてくるのが面白いところです。協力者が増えることで、ゴールに近づく感覚があり、ポジティブに作業を進めていけます。プレッシャーも大きいですが、自分の思いや信念みたいなものを持っている人は、比較的自由に動くことができ、楽しい仕事だと感じると思います。
なぜ、ビジネス企画に手を挙げたのか
サービスを生み出すことへの憧れ
今から2年前（当時2020年）に社内公募があり、手を挙げました。当時は営業をしていて、なんとなく新しいことに挑戦したいと感じていた時期でした。せっかくなら自分でサービスを立ち上げ、自らが仕事を生み出していくことに挑戦したいと思いました。前線でサービスを企画していけば、いろんな協力会社との関わりも広がり、世の中のトレンドに触れる機会も多くなるので、刺激が多いだろうという期待から手を挙げました。
意識していること
楽しく、興味をもち、意欲的に
今でも鮮明に覚えているのですが、入社当時、現在のオーナーの最終面談の際に、「会社のために頑張ります！」と発言をしたところ、「会社のためではなく、自分のために働け！」と言われたことを強く覚えています。自分のために働くというのは、楽しく興味を持って、意欲的に働ける状態で、自分自身のモチベーション向上にもなりますし、あきらめずに最後までやり遂げる力につながると、今は強く感じています。結果的にそれが会社にとって良い結果を生む可能性が高いと思います。やっぱり"些細なことでもいいので仕事に楽しみをもつ"というのが大事だと思います。
Tさんのある1日のスケジュール
学生へのメッセージ
「自分の限界を決めず、挑戦してみよう」
最近、「○○」が気になるけど自分には向いていないかも、他人から「○○」だと思われたら嫌だな等と行動する前から判断をしていませんか？年齢を重ねると自分ひとりの思いで行動することは"わがまま"だとみなされたり、何か理由をつけてやめておこう、とだんだん挑戦する機会が減ってしまいます。そういったしがらみがない若い時に、いろんなバイトをやってみるとか、いろんな経験をしておくといつか役に立ったり、飲み会の場のネタが増えるのでいいと思います。ちなみに、私は芸人さんのバイト遍歴を聞くのが好きです(笑)
編集後記
新規ビジネスの立ち上げを目的とした部署「ビジネス企画」。新しいビジネスの立ち上げには、こうしたら必ず成功するという方程式はありません。そのため、どんなに調査・分析をし、意見を出し合いアイディアのブラッシュアップをしても、失敗をしてしまうことがほとんどです。それでも諦めずに前を向いて、新しいサービスを生み出していこうとする、そんな気概を持つTさんに、ビジネス企画の業務、楽しさ、やりがい等を伺いました。近い将来、Tさんの作った新しいサービスが見られることを期待しています。