MENU

NIC BLOG

Voice of the Staff

「週末の送迎」がおっさんを二度目の青春に導く物語

「週末の送迎」がおっさんを二度目の青春に導く物語

「子どもの習い事? まあ、週末にたまに送迎するくらいちゃうかなっ」

かつての私は、本気でそう思っていた。まさか数年後、自分がカメラを構えてピッチ脇を走り回り、

夜な夜な動画編集に勤しみ、何度も大号泣し、手作りのプロ風サッカーグッズまで作ることになるとは知らず。。

はじめまして!
3児の父親をやらせてもらっている大阪営業です。
今回は、息子のサッカーから始まった、私の「怒涛の趣味派生ストーリー」をお話しさせてください。

◇沼への第一歩:まさかの観戦ドハマり

我が家のサッカー狂騒曲は、長男が地元サッカークラブへ入団することをきっかけにはじまる。

下二人が男の子ということもあり、いつかはスポーツと出会うと頭の片隅に感じていた。
私がバスケットボールをしていたこともあり「バスケして欲しいな、」 とか、
妻は「格闘技をして欲しい、」 と思っていた、
ただなんとなく思っているぐらい。
息子たちに話したことはない。

そんなある日、長男が小1のときに、

オレ!サッカー習いたい!うまくなりたい!

はじめて自分でなにかをはじめることを決断した。

クラスの担任の先生が地元サッカークラブのコーチをしており、
昼休みなどクラスのみんなでサッカーをしていたことがきっかけだった。
当時はコロナ禍でクラブ活動が自粛していたため、2年生にサッカークラブへ入団することとなる。

・・・

それが、気づいた時には、息子たち以上に私自身がサッカー、否、フットボールというスポーツの魅力にはまり。

「セレッソ大阪」や「ガンバ大阪」のスタジアムへ足を運び、果ては「日本代表戦」まで現地観戦。
スタジアムで声を枯らしているうちに、「あれ? 俺だけ立ち上がっている、叫んでるの俺だけ??」と子供以上にサッカーの魅力の深みにハマっていく。。

ただ、やはり、一番熱くなるのは『我が子の試合』

泥臭いプレー、針の穴を通すようなナイスパス、何度も目に焼き付くゴールシーーーン(感動)。
観戦ではついつい大声を出してしまう。

徐々に徐々に、観戦だけでは物足りず、何かに残さずにはいられない!という衝動が抑えきれなくなる。

装備のアップデート:アクションカメラと「謎の編集技術」

我が子の勇姿を完璧に記録したい。
その一心で、気づけば DJI Osmo Action 4 という本格的なアクションカメラを購入。


スクリーンショット 2026-08-06 185841.png

もはや気分はプロのスポーツカメラマン。毎試合、ピッチ脇でカメラを構え、子どもの一挙手一投足を記録する週末が始まる。

また、私が毎試合撮影していると、周囲のパパ陣も徐々にアクションカメラを構える人たちが増えていく。。
「あれ?買いました?」
「はい、容量すぐいっぱいなるんですけど、どうやってます??」
などなど、パパ同士の絆も徐々に深める。

また、撮って終わりではない。 夜な夜なパソコンに向かい、撮影した動画を編集。

  • ★ゴールシーンだけのハイライト集作成

  • ☆子供がテンションが上がる好きなBGMの挿入

  • ★プロ風のスローモーションやテロップ入れ

誰に頼まれたわけでもないのに、手探りで試行錯誤を繰り返し、いつの間にか「DVD化(ベストアルバム)」。
親バカの情熱とは、時に恐ろしいスピードで動画編集スキルを成長させる。(素人)

そして、子供の試合への送迎時に車内でDVD鑑賞会。
子供は、自分のナイスプレー集を見てモチベあげて試合へ挑む。
うん。好循環。

広がる人間関係:銭湯とパパ友コミュニティ

サッカーがもたらしてくれたのは、動画編集スキルだけではない。

毎週のようにグランドで顔を合わせる「サッカー仲間の父親陣(のちのパパ友)」との絆だ。
子どもの応援という共通の目的を持つ同志たち。いつしか私たちは固い絆で結ばれ、
冬の寒い日の試合後はそのまま町の銭湯で凍えた体を温めに直行するのがルーティンに。


スクリーンショット 2026-08-06 191243.png

大きな湯船に浸かりながら、「相手の○○番、身長デカすぎ!大人やん!!」などと、
熱く語り合う時間。
いつしか、次の対戦相手の戦績情報などをInstagramなどで調査し、
「次の相手、○○○FCに負けてるから弱いかも!!」などと謎に分析し父親だけでも盛り上がっている。

また、自チームや次回対戦相手の戦績表、得点ランキング表など、
Googleスプレッドシートを駆使し父親陣に共有。
あーだ、こーだ、言いながら試合前の子供たちのアップの時間帯に、父親たちも口先だけでアップを行う。

子どものサッカーがなければ絶対に生まれていなかった、最高の「パパ友」という新しい趣味と居場所。
さりげなく、ほんの少し自分たちの我が子自慢を放り込むが、それもまた一興。

品川駅で号泣:キャプテン決め

息子が小6になる。
我がチームは学年ごとのキャプテンはおらず小1~小6合わせてチームに1人だ。
小6進級間際になると、親たちが"ざわざわ"しだす。

心の声:(誰がキャプテンになるんやろ。)

しっかり者でリーダータイプのA君か。
臆さず自分の意見をズバズバ伝えられるB君か。
サッカーが一番上手く、サッカーIQも高く優しいC君か。


そうこうしている間に、4月、、5月、、、6月、、と時が過ぎていく。
春が過ぎ、暑い季節がやってこようとしていた。

....決まらない!!!

中々、ひとつにまとまらず刻一刻と時間だけが過ぎていく。

そんなある日、
わたしは東京出張でお客さんとサシ飲みをしていた。

食事中にサッカーチームのグループLINEの通知が、

ピコン。ピコン。ピコン。ピピピピピピピピコン!!!(通知の嵐)

なんやろ?と思っていると、
妻から、「サッカーのグループLINE見たらあかんで!!!」とのLINEが。

?!

なんのことやら、だったが、
ひとりのパパ友からもLINEが、、

おめでとうございます。応援しています。
 今日の練習で、ようやくキャプテン○○君と、副キャプテ
 ~~~(通知画面なので途中までしか見れない)~~~

の文字が。

??!!

さきほどの妻のLINEも相まって、頭によぎる、
「もしかして。。。」

お客さんを目の前にしてうっすら涙が浮かぶ。

なにを隠そう、
我が子は決して、人をまとめたり引っ張っていくリーダータイプではない。

また、言語化も得意なほうでは無く大勢の前に立って話すことも苦手。
同級生にはしっかり者が多いので、「まさか、ないない。」と思っていた。

お客さんとお別れし息子に早速TEL。

息子:
パパ!!!副キャプテンなったで!!!
 投票で俺と○○君が6票づつで一緒やったけど、
 俺、キャプテンとか無理やから副キャプテンがいいっていった!

父(わたし):
「・・よ・・・ょ・・がっ・・たなぁ・・・(号泣)」

息子にバレまいと中々、口数が出ないが、
人通りの多い品川駅で大号泣。

しっかり者ではないが、遊びに一直線、
なんでも楽しもう、皆で面白いことしたい!!という息子。
なによりもサッカーがめちゃくちゃ大好き。
そんな息子を選んでくれたみんな本当にありがとう。


息子にも、
しっかり者が多いから、それは皆に任せて、

お前はひとりでもしんどい、楽しくない、って子がおらんように、
チームを楽しませる、盛り上げる役目として頑張れ!!と背中を押した。

こんな感情を教えてくれる息子に感謝。

溢れ出る愛の結末:自費で作ったチームグッズ

わたし自身が息子たちの試合観戦時に、チームユニフォームと同デザインで色違いの服を製作し、
着用しながら観戦してしまう父親にまで育っていた。

そんな怒涛の少年サッカー生活も、ついに卒団の時を迎える。
小6になった時から、卒団のことを考えると目頭が熱くなる。
(涙腺がかなり緩くなっている)
サッカーだけでない出会いのきっかけとなった大好きなサッカークラブ。

仲間たちと駆け抜けた日々、我が子だけでなくチームメイト全員に対しても、
来る日も来る日も応援したり、一緒に遊んだり、家に泊まりにきたり、本当に我が子のように感じている。
わたし自身がみんなと離れるのが寂しい。泣ける。

今思うと、自分自身が青春を謳歌している感情。
2度目の青春。おっさんの春。

約5年間の思い出が詰まったチーム・メンバーに感謝を込めて、
我々夫婦の親バカ魂は最後で最高の暴走モードに突入。

【円陣・プロサッカー風オリジナル毛布(大)】

626243634060329330.jpg

【日本代表風オリジナルブランケット】

626215829364801623.jpg

 を、完全自費製作 & プレゼント!!

デザインを捏造(拝借?)し、プロの公式グッズさながらの仕上がりで子どもたちに手渡し。
渡した瞬間の子どもたちの「うおー!」、「かっこええー!!」という歓声と、
親御さんたちの「え、これ作ったん......!?」という引いた?(誇らしい??)リアクションは、今でも最高の思い出。

そしてさいごに、親から子供へ

「お疲れ様。」と労いの言葉と花束を渡すシーン。

号泣。

言わずもがな、大号泣。。

軽い気持ちで、「子どもの習い事の付き添い」から始まった私の週末は、

  1. Jリーグ・代表戦の観戦し、
  2. カメラを買い込み、
  3. 動画編集者&DVD制作者になり、
  4. 銭湯で語り合うパパ友ができ、
  5. 何度も涙腺を決壊させ、
  6. デザイナー気取りでオリジナルグッズを作る

という、派生を遂げた。

ひとつのきっかけから、思いもよらない形で新しい趣味や仲間が増えていく。

これだから人生(と子育て)は面白い。

子供から教わることが、自分の人生をおりなす大事な大事な一コマになっていく。

626093232811409477.jpg(卒団式風景)

さいごに、皆さんも、お子さんの習い事にはご注意を。

油断すると、あっという間に「」の深みにハマってしまう。

かもしれない。

前の投稿 >

カテゴリ

このブログはNIC社員が定期的な(?)更新を行っています。
各担当者は普段の業務の合間をぬってブログの記事を作成していますので、日付順で表示した場合にはいろいろなカテゴリがごちゃまぜで表示されます。
カテゴリ別の表示をしていただくと、ひとつの流れとして読みやすくなると思います。

月別アーカイブ