Mr.Xが会社員3年目の頃でした、某県庁の財務会計システムに参画した際に、最初に渡されたのが県庁職員が使用している財務会計の手引きでした。当時は職員さんと話している内容が理解できず(言葉の意味が不明)苦労した思い出があります。そこで
この業界で生き残っていくためには何の技量が必要なのかと思っていたことは
業務知識を持つこと:「業務を俯瞰し、課題を見つける力」
スーパープログラマーになること:「技術を突き詰め、形にする力」
伝えること(会話ができる):「意図を汲み取り、共創を生む対話力」
でした。(多少、AIがかっこよく文章にしてくれています)
図書館で「日経サイエンス202609」を眺めていたら、Anthropic社の記事があり、
AI時代になっても求められるスキルは変わらないのではと、調べてみました。
(スーパープログラマーは必要だと思いますが、コードはAIが作っていく時代になりつつあるのかな。。。
最近Pythonをgeminiにやりたいことを聞かせて作成しましたが、基本形はすぐ完成します。また、エラーが出ても解決してくれますね。)
最新のAIハッカソンの結果から浮き彫りになった「AI時代の新しいソフトウェア開発のあり方」について紐解いていきます。プログラミング未経験者でもアイデアを形にできる今、私たちに本当に求められているスキルとは何なのでしょうか?4つのポイントに分けて解説します。
1.そもそも「ハッカソン」とは?
ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を掛け合わせた造語です。エンジニアやデザイナーがチームを組み、限られた短い時間の中で集中的にプログラムやサービスを開発し、その成果やアイデアを競い合う熱気あふれるイベントを指します。
2. 驚きの結果!「Built with Opus 4.6」大会の内容
Anthropic社が主催したバーチャルハッカソン「Built with Opus 4.6」は、同社の最新モデル「Opus 4.6」と「Claude Code」を使い、1週間で何が開発できるかを競う画期的な大会でした。約1万3000人の応募から500人が選抜され、上位入賞者には総額10万ドル相当の開発資金(APIクレジット)が授与されました。
ここで最も驚くべき結果が生まれました。参加者の大半がプロのエンジニアだったにもかかわらず、上位受賞者の多くが「ソフトウェアのリリース経験がない非エンジニア」だったのです。
見事1位に輝いたのは、カリフォルニア州の弁護士マイク・ブラウン氏。彼は複雑な建築許可手続きをAIで自動化・簡略化するシステム「CrossBeam」を、「コードを一行も書かずに」開発しました。
他の受賞者は、診察記録を個別の健康指導に変換するpostvisit.aiを開発したブリュッセルの心臓専門医と、実際に建設中の道路でテストされたダッシュカムから経済評価までのパイプライン「TARA」を開発したウガンダの道路技術者、キエユネ・カジブウェだった。上位を独占した彼らは誰もソフトウェアを出荷した経験はなかった。誰もが得た教訓は、専門知識がコーディングに勝るということだった。誰も得なかった教訓は、このハッカソンが、ほとんどのAI製品が失敗する理由をまさに証明したということだった。
Built with Opus 4.6 and Claude Code hackathon showcased the power of domain expertise over traditional coding skills, with four of the five top projects built by non-professional developers.
( 参照Web )
Opus 4.6で構築されたハッカソン:クロード・コード・ハッカソン、2026年2月10日~16日
受賞者情報
CrossBeamのGitHubリポジトリ
3.AI時代に最も価値を持つ「業務知識(ドメイン知識)」
この結果は、AIがコーディングを担う現代において、「何を作るべきか」「現場の本当の課題は何か」を熟知しているドメインエキスパート(業務知識を持つ専門家)が圧倒的な優位性を持つことを証明しました。
一方で、新たな課題も浮き彫りになっています。それはシステムの長期的な信頼性とガバナンスです。
デモ段階では完璧に動くシステムでも、法改正や例外対応が重なると「なぜその回答を出したのか」がブラックボックス化する危険性があります。これを防ぐため、AIが「できること・できないこと」や「参照すべき法的根拠」を明確に定義して管理することの重要性が今後ますます高まっていくと指摘されています。
4.業務知識をシステムに落とし込む「AIに伝える能力」
ドメインエキスパートが主役になる時代において、プログラミング言語に代わる新たな必須スキルとなるのが「AIに伝える能力」です。
■自然言語による的確な要件定義: 「AIに任せる」といった曖昧な指示ではなく、自然言語(プロンプト)を使って「何をさせたいか」を論理的かつ的確に指示する力が求められます。
■境界線(ルール)の設定: 「〇〇の条件では処理し、××の条件では処理しない」といったように、AIが暴走しないための役割と限界(境界線)を明確に定義するスキルが必要です。
■専門知識の「契約」化: 自身の持つ暗黙知や業務ルールを、AIが安全かつ正確に動作するための「厳格な契約(ルール)」として言語化し、システムに落とし込む力が、これからの時代を生き抜く強力な武器となります。
まとめ
「コードが書けないから」と開発を諦める時代は終わりました。あなたの持つその「専門知識」と「課題解決への情熱」、そして「AIへ的確に指示を出す力」があれば、社会を変えるプロダクトを生み出せるかもしれません。
但し、Mr.Xには、中規模以上の業務系プロジェクトをどのように載せていくかは見えないところです。
いつもの四方山話~~
今回の記事は当初作成文章をGeminiに読み込ませ、markdownを使い、やり取りを行った結果の文章になっています。返された文章には不明点も多少あり、その部分は手修正を行いましたが、自分の文章を第三者の視点で見返すことができたのは良い経験でした。
既にハッカソンが2026年4月21日 〜 4月26日に開催されていました。(早いですね~)
The Built with Opus 4.7 Claude Code hackathon is a wrap!
ちなみに、Opus 4.7とは
米Anthropic社が2026年4月16日にリリースした、Claude 4系列の一般公開モデルにおける最上位フラッグシップAIモデル
■ 自律実行(エージェント)と自己検証の強化
・従来の「人間が細かく指示を出してペアプログラミングをする」スタイルから、「目標と検証条件(テストや期待する出力)を渡して、AIに長時間のタスクを自律実行させる」スタイルへと設計思想がシフトしました。
・実行結果を報告する前に、AI自身が自動で出力を検証(テストの実行など)する仕組みが備わっています。
■ 「Adaptive Thinking(適応型思考)」と新しい努力レベル
・ユーザーが固定の思考量を強制するのではなく、AIが問題の難易度に応じて思考量を調整するAdaptive Thinking(適応型思考)が基本になりました。
・推論の深さを調整するパラメータに、新しく「xhigh (extra high)」が追加され、複雑なコーディングにおいて最適なバランスを実現しています(CLIツール「Claude Code」ではこれがデフォルトに設定されました)。
優秀がゆえに、問題も発生しています。
・書籍に関する15億ドルの巨額和解(2026年7月最終承認)
・大手音楽出版社35社による新たな提訴(2026年8月)
・他社システムへの不正アクセス(2026年7月〜8月)
・米国外への提供禁止命令(2026年6月)
・公表分だけで1,350億ドル(約20兆円以上)にのぼる天文学的な計算資源契約を結んだとされており、
開発・運営コストが利益を圧倒する「金喰い虫」状態が問題視されています。
開発者向け API利用料金(Anthropic API)従量課金制(トークン単位での課金)となっており、
100万トークンあたり
読み込み(入力): 5米ドル(1ドル159円換算で 約795円)
書き出し(出力): 25米ドル(1ドル159円換算で 約3,975円)
100万トークン???? ざっくり以下のイメージだそうです。
・日本語で約80万〜100万文字(一般的な文庫本(1冊あたり約10万文字)で換算すると「約8〜10冊分」のテキスト量に相当します。)
・実際の開発(ソースコード)でいうと、コメントや設定ファイルを含めて、約2万行〜3万行のソースコード
・200枚以上の高解像度なシステム画面(スクリーンショット)や設計図を同時に読み込ませて、一括で画面遷移のバグやUIの矛盾を分析させることが可能
そこで、
記事のハッカソンでは、厳選された500名の参加者全員に一律500米ドル分のAPIクレジットが支給されました。
優勝者たちの正確な利用数は非公開ですが、1週間のスプリント期間中に数千万トークン(金額にして500ドル〜1,000ドル以上)を驚異的なスピードで消費し、AIエージェントに何千回もの自動テストとコード書き換えを行わせていたとのことです。
最後に面白い記事があったので、載せておきます。
AIを「使いこなす」時代は終わり、AIと融合して生き方ごと更新する時代へ
『#100日チャレンジ』著者・大塚あみさんへのインタビュー。
アイキャッチ画像は
祝:2026年7月にユネスコの世界文化遺産に「飛鳥・藤原の宮都」が、登録されました。
記念の飛鳥寺です。
奈良では、ゴルフ場でも鹿さんファミリーが散歩しています。(笑)
それでは、また

