社員インタビュー | 営業本部 2008年入社 Kさん

当社は、東京、名古屋、大阪の3拠点ごとに独立した縦割りの組織ではなく、各事業部が3拠点に跨いで開発を行っている横割りの組織体制を取っています。
そのため、私の仕事は、3拠点に跨がるエンタープライズソリューション事業部の東名阪営業の管理と、名古屋に所属する営業の管理・フォローが主です。また、ビッグプロジェクトなどでは、メイン営業として参加することもあります。

"モノ"があって、それを顧客へプレゼンし購入して頂くというのが一般的な企業の営業かと思いますが、システム開発営業では、"モノ"が存在しません。企業における課題や実現したいことを聞き出し、それをシステム開発という形で具現化して納品します。その過程で、技術面に関する難しい課題が出て来たり、それを解決するためにどういう技術や提案があるのか、営業や技術チームで話し合って、最適なソリューションを提供していきます。一つの開発プロジェクトに半年～1年ほど、規模が大きければそれだけ関わるメンバーも増えますが、2～3年かかるようなプロジェクトも存在します。

営業職のやりがいはたくさんあります。社外のたくさんの方と交流してきたことは自分の世界観や価値観を広げることにもつながり、自分自身の成長の糧にもなりました。
その中でも何か一つ「やりがいは？」と言われれば、顧客からの感謝に尽きると思います。顧客の困りごとをヒアリングし、開発メンバーと協力してやっとの思いで納品します。そのシステムが実際に本番で動き、顧客から感謝を言われた時、自分が顧客の困りごとを解決したんだ！という思いになります。その後もフォローや顧客との信頼関係を築くために邁進し、時には辛いこともありますが、「NICだからではなく、Kさんがいるから仕事の依頼をします。」と言われたときは、本当に嬉しく、やっていて良かったと思えます。

営業本部では、上司部下の関係はあれど、ざっくばらんに会話ができ、気軽に相談や雑談ができる雰囲気を重視しています。今でも十分明るいですが、もっと他の事業部から営業本部は仲がいいよね、と羨ましがられるような組織にしていきたいですね。また、教育方針としては、誰がどの仕事をしても一定のサービスレベルを顧客に提供でき、成果を上げれるような教育に力を入れていく予定です。