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RaspberryPi研究会のMr.Xです。~ジェネレーティブAI~

RaspberryPi研究会のMr.Xです。~ジェネレーティブAI~

かなり、RaspberryPi研究会と謳いながら、番外編ばかりを、
UPしている、Mr.Xです。

前回の記事は、11月Up予定であったので、連投のような形に
なってしまいました。

それは、何故かと言うと。
2023/1/25付日本経済新聞 朝刊に
文章・画像生成、AIの主戦場に 将来市場「14兆円」
マイクロソフト、米新興に数十億ドル
の記事が掲載されていました。詳しく記述できませんが。。。。
情報元は、これですね。

最近、テレビでも、何とか風の絵画を描いたらと放送されていますが、
「文」から「画像」を生成、まさしく、それの事ですね~~

2022年4月に研究者・専門家向けに提供が始まった画像生成・編集AI
「DALL・E2」の一般向けベータ版が公開されました。
その後、Stable Diffusionが、2022年8月にオープンソースとして無料公開
Midjourney、ChatGPTなどの生成系AIが次々登場しています。
Midjourneyは非商用利用なら無料。1アカウントにつき25枚までなら
可能です。
"Discord(ディスコード)"というフリーウェアのチャットで動く
ツールになっているので、Discordのアカウントを作成する必要があります。

Screenshot_2.png

入力したメールアドレスに招待メールが届いたら登録は完了。
再度、Midjourneyでサインインして初めて下さい。

Screenshot_1.png

当然英語なので、最初は???なので、翻訳さんに補助され始めました~

技術的には、
GAN(敵対的生成ネットワーク)Generative Adversarial NetworkでAIの一種
GANはデータから特徴を学習することで、実在しないデータを生成したり、
存在するデータの特徴に沿って変換できます。
GANのネットワーク構造は、Generator(生成ネットワーク)とDiscriminator(識別ネットワーク)
の2つのネットワークから構成されており、互いに競い合わせることで精度を高めていきます。
例えるならば、「偽物を作り出す悪人(Generator)」と「本物かどうか見破る鑑定士(Discriminator)」
のような役割をネットワーク内に組み込み、競争させるような形で学習させます。(そのため「敵対的」と言われます)
参考:GAN(敵対的生成ネットワーク)について説明します!

しかし、精度が上がるに付けて、
アメリカ合衆国著作権局は2022年2月14日に、「Creativity Machine」と名付けられたアルゴリズムが生成した絵画に著作権を認めるよう求めた申請を却下したことを発表しました。発表の中で同局は、「AIが生成した画像には著作権によって保護されるのに必要な基準である『人間の著作権』の要素が含まれていない」と決定したことを表明しています。
また、2023年1月には、Stable DiffusionやMidjourneyといった画像生成AI
の開発元に対して訴訟を起こしたと発表されています。


さらに驚くのは、文章も生成してしまうとのことです。
それは、
Japan IT Week関西「常識を覆す注目のジェネレーティブAIとは何か?」
日本マイクロソフト(株)業務執行役員 エバンジェリスト西脇 資哲
のセミナーでのデモンストレーションを見て、今後、どのように進んで
いくのかなと感じております。
また、2023年1月26日 4:00 日経MJの
対話AI「ChatGPT」、Googleに脅威となるか
先読みウェブワールド(瀧口範子氏)の記事もUpされていました。

それでも、このような技術を開発しているのは、人間なので、
本当に、『素晴らしい』ですね。

それでは、また。
表紙の写真は、インテック大阪付近の大阪府咲洲庁舎からの
パノラマ写真、海遊館方向

付録 近鉄の鹿車両(笑)

IMG_1576.jpg

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