MENU

NIC BLOG

Voice of the Staff

第1回アイデアソン開催記「初めてのファシリテーター」

第1回アイデアソン開催記「初めてのファシリテーター」

こんにちは、NEXT事業部のNです。

自社製品を開発する部隊としてアイデアを考える習慣を付けることと、チームメンバーの考え方を知ることを目的に、NEXT事業部では定期的にアイデアソンを開催しています。
今回は私が初めて進行した第1回アイデアソンについて書きたいと思います。

アイデアソンのファシリテーターに抜擢

私自身、アイデアソンは1度だけ参加したことがありましたが、特にアイデアソンについては詳しくありませんし、ファシリテーター(進行役)をしたこともありません。
そこで、まずはアイデアソンとは何か改めて調べてみました。

アイデアソンとはアイデアとマラソンを掛け合わせて作られた造語です。
テーマを決めて、そのテーマについてグループごとにアイデアを出し合い、出たアイデアをグループごとで競うイベントです。
アイデアソンはさまざまな立場の人が集まり、色々な目線でアイデアを出し合うことで、新しいビジネスやアイデアを生み出すことができます。
アイデアソンを行うときは「相手の意見を否定しない」「質より量を出す」というルールを必ず守ること、アイデアを出しやすい(=発言しやすい)雰囲気を作ることが大切だそうです。
後者の雰囲気作りはファシリテーターの重要な役目です。その雰囲気を作るためにアイスブレイクというコミュニケーションが取れるゲームを行います。
調べてみると、アイデア出しの手法はたくさんあるのですが、アイスブレイクもたくさんあるようでした。

記念すべき!第1回アイデアソン

記念すべき1回目は「AppClipsの活用方法」というテーマでアイデアソンを実施しました。
AppClipsとはアプリの機能を一部をAppStoreからインストールすることなく使用できるものです。
NFCやQRコード、位置情報などをトリガーにして起動できるので、例えば飲食店などでもアプリをインストールすることなく、QRコードを読み取りメニューを表示して決済まで完了できるというスグレモノです。

まず、雰囲気作りのために行ったアイスブレイクとして、「お題指定自己紹介」「30サークルズ」を行いました。

お題指定自己紹介はその名の通り、私が3つ指定したテーマの中から1つ選び自己紹介した後にそれについて話します。
午前10時から開催したこともあり最初は物静かな雰囲気でしたが、意外にも話が盛り上ったようで非常に良い雰囲気になったと思います。

もう1つのアイスブレイク「30サークルズ」は、紙に30個書かれている円に、時間内にできるだけ多く自由に書き足します。
これは定番のアイスブレイクで、クリエイティブな思考になるウォーミングアップに最適だそうです。
残念ながらNEXT事業部のメンバーで30個全部埋めれた人は数人のようで、苦手な人はあまり筆が進んでおらず頭を抱えていました。
とはいえ、チーム内で見せ合って盛り上がり、雰囲気作りとしては大成功だったと思います。

本題のアイデア出し

「AppClipsの活用方法」というテーマでのアイデア出しなのですが、フリートーク形式でAppClipsについてチーム内で話し合い、出たアイデアをひたすら付箋に書き出します。
アイスブレイクで良い雰囲気を作ることができたおかげか、各チーム共にアイデアがたくさん!机の上は付箋だらけになりました。
その後、チームリーダーを中心にアイデアの整理を行い各チームそれぞれアイデアを発表を行ったのですが、どのチームも「どのアイデアを発表するか?」と相談しあうほど多くのアイデアが創出されていました。

初めて進行して感じたこと

我ながら思った以上に大成功でした。
参加者に実施後のアンケートも実施しましたが、「アイスブレイクのおかげで緊張がほぐれた」「色々な目線からアイデアが出て楽しかった」などと意見をもらいました。
共に働いているメンバーの考え方・視点というのは、なかなか普段の業務で知ることはできません。
ましてや、同じ事業部といえど異なるプロジェクトで仕事をしていると関わりが少ないので、普段話をしないメンバー同士でのアイデア出しは良い刺激になったのだと思います。

ただ、肝心のアイデア出しについてはチームごとに任せっきりとなってしまったと思います。
結果的には良い雰囲気になれたことでカバーできており、こちらでフォローしなくても多くのアイデアが出ていましたが、テーマによってはアイデアが出なかった可能性もあり反省点だと思いました。
次回開催時には反省点を活かしていきたいです・・・。

前の投稿 >

カテゴリ

このブログはNIC社員が定期的な(?)更新を行っています。
各担当者は普段の業務の合間をぬってブログの記事を作成していますので、日付順で表示した場合にはいろいろなカテゴリがごちゃまぜで表示されます。
カテゴリ別の表示をしていただくと、ひとつの流れとして読みやすくなると思います。

月別アーカイブ