こんにちは。大阪本部のRです。
初投稿となる今回は、衝動的に「歩き旅しよう」と思い立ってしまった2年目社会人の思い出話です。
今回歩いた街は、日本の歴史と伝統があふれる街「京都」です。
なぜ京都かというと、伝統に触れたい・歴史を学びたいというわけでもなく、単純に最寄駅から電車で1本だったからです。
ポケットに財布と携帯をねじ込んで、電車に揺られること1時間。阪急河原町駅に到着です。
今回の目的地は、4年ほど前に訪れた清水寺が工事中で舞台に出られなかったことを思い出したので、清水寺です。
携帯を頼りに歩いていきます。バスや電車で向かうのも手ですが、僕は気の向くままに寄り道できる徒歩の方が好きです。
清水寺の方向へ歩いていたところ携帯のマップに「建仁寺」の文字が。
ということで次の寄り道は京都最古の禅寺「建仁寺」です。ここでは国宝の「風神雷神屏風図」の複製や、「雲竜図」などの襖絵を見ることができます。
法堂の「双竜図」
「双竜図」を見た後は、方丈の縁側で枯山水庭園を眺めながら、一休み。風が心地よく、時間がゆっくり過ぎているようでした。
実をいうと、今まで建仁寺を訪れたことがないどころか、建仁寺というお寺があること自体知りませんでした。マップにたまたま建仁寺が表示され、何となくで寄ったのですが、とても良い時間を過ごせました。こういった出来事も歩き旅の醍醐味というものです。
建仁寺を出発して、ものの数分。次に寄り道したのは縁切り神社とも呼ばれる「安井金比羅宮」。僕は特に切りたい縁はなかったのですが、どうやら安井金比羅宮は良縁にも効果があるとのことでお参りしてきました。
また、折角なので御神籤を引いたところ結果は大吉。これは良い縁に巡り合えそうです。
清水寺を目指して歩いていきます。
途中で出会った「法観寺 八坂の塔」中々良い写真が撮れました。
歩き続けると周りの雰囲気がかなり変わってきました。
昔、清水寺を訪れた際にも歩いたのでしょうか。はっきりとは覚えていませんが何となく見覚えのある懐かしい街並みでした。
産寧坂、清水坂と歩き、ついに目的地の清水寺に到着です。
前回訪れた際に行われていた屋根の葺き替え工事は終わっており、清水の舞台に上がることが出来ました。4年越しの清水の舞台はとても良いものでした。また、前回白い幕と足場で覆われていたため写真に収めることが出来なかった本堂を写真に収めることが出来ました。
折角なので清水寺でも御神籤を引いてみたものの結果は末吉。この場合、先ほどの大吉はどうなるのでしょうかね。
清水寺を参拝した後は昼食です。昔の記憶を頼りにお茶漬け食べ放題の店に行きました。
煎茶とほうじ茶で1杯半ほどしか食べてきました。以前来たときはもっと食べていたような気がするのですが、運動不足が原因でしょうか。
次に向かう場所は、なんとなくで平安神宮に決定。清水寺から北に真っすぐ歩いていきます。
清水寺付近の古風な街並みを抜け、市街地を歩くこと30分以上、ようやく平安神宮の文字を見つけることが出来ました。(後で調べたところ清水から平安神宮までは約3kmでした。よく歩きました。)
やっとの思いで平安神宮に到着。
残念ながら雨が降ってきてしまったため長居は出来ませんでしたが、参拝してきました。
平安神宮で今回の歩き旅は終了にしようかと思っていたのですが、もう1か所くらい行こうと、次の目的地を探すことに。マップを眺めていると少し行ったところに二条城があるのを発見。次は二条城を目指して歩いていきます。
そんなに遠くないと思っていたのですが、かなり歩きました。(地図では近くに見えたのですが実際には3km近くあったようです。)
またしても、やっとの思いで二条城に到着...したのですがまさかの入場時間外。
入場できるのは16時までで到着したのは16時15分でした。もう少し早く歩いていれば...
気を取り直して、もう一度清水寺を目指して歩いていきます。清水寺に向かう途中で美味しそうな湯豆腐屋さんを見つけていたので今回の晩御飯は湯豆腐です。
本当は夜の京都の街並みや、晩御飯の湯豆腐を写真にとるつもりだったのですが、携帯の充電が2%と限界だったため今回は断念。
写真もないので、ブログはここまで。夜の京都は僕だけの思い出としておきます。
いかがだったでしょうか。すこしでも京都の情緒を伝えることが出来ていたら幸いです。
次回の一人歩き旅は秋の終わりごろですかね。嵐山や渡月橋あたりの紅葉に足を運んでみるのも良いかもしれません。少し遅らせて冬の温泉街なども風情がありそうです。