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新人による業務紹介

新人による業務紹介

こんにちは! 初めまして、モビリティ事業部新人のAと申します。

2020年度の新入社員も、配属から半年以上過ぎました。日々新たな学びや発見も多く、毎日新鮮な気持ちで臨めています。

ブログを見てくださる人の中には、「NICではどんな仕事をしているのだろう?」と思う方もいらっしゃるかと考えました。なので1例として、入社して1年目の新人の立場ではありますが、モビリティ事業部での私の業務を少しご紹介させていただければと思います。

こちらで紹介するのは一例で、NICのホームページ内、事業案内のページに他の事業について紹介がございますので、是非ご覧ください。

・どんな業務?

私はモビリティ事業部内の車載システムの開発、特に「自動運転 」に関わるシステムの設計・検証を担当する部署に所属しております。プログラミング作業はほとんどなく、私の部署では依頼元からの要求仕様に沿って「モデル ※」としてシステムの設計・検証を行っています。

車載システムの開発では、一般的なソフトウェア開発と異なる点があります。一般的なソフトウェア開発では、おおまかに「設計 → コーディング → テスト → 納品」のように設計やテストはそれぞれ独立した作業であることがほとんどです。

しかし車載システムの開発においては、この設計やコーディングの段階で、シミュレーションによるテストをあらかじめ行います。つまり
「設計(+テスト) → コーディング(+テスト) → (最終的な)テスト」
という工程になります。

私は主にこの設計時の検証・テストのサポートを行っています。要求された仕様通りに設計が行われているか、変更点が及ぼす影響は問題となっていないか、といった観点で検証をします。

【Tips】なぜあらかじめ検証・テストをするの?
車の開発では、最終的な検証・テストに実物の車を用います。そのため、検証・テスト時に時間やコストが大きく掛かってしまいます。さらに自動運転車の開発においては、その安全性を確保するため、より綿密なテストが必要になり、その分コストも増大します。そのため設計やコーディングの時点でシミュレーションをしておくことで、後のテスト工程の検証項目を減らし、負荷やコストを軽減することができるのです。


モデル:ブロック図やフローチャートのようなモデル図を用いて、プログラムの流れを視覚的に見やすくした設計図のようなもの。これをもとにプログラムのソースコードが作成される。

・最後に

車載システムの開発は、モデルについての知識や専門用語など学ぶことが多くあります。しかし先輩方が丁寧に指導してくださるので、不安も少なく、業務に取り組むことができています。

これからもNICとして恥じない人材に成長できるよう、頑張ります!

ご覧いただき、ありがとうございました。

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このブログはNIC社員が定期的な(?)更新を行っています。
各担当者は普段の業務の合間をぬってブログの記事を作成していますので、日付順で表示した場合にはいろいろなカテゴリがごちゃまぜで表示されます。
カテゴリ別の表示をしていただくと、ひとつの流れとして読みやすくなると思います。

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