Microsoft Dynamics AX2012の案件にて、日本企業の支社があるインドへ出張することになりました。インド支社へAXを導入するプロジェクトです。なお、旅行ではないので業務内容や客先の雰囲気が分かる写真が一切無いので、今回はインドで体験した内容を紹介したいと思います。
■インドについて
インドのシリコンバレーと呼ばれているバンガロールでの作業となりました。中心部には外資系(Microsoftなど)の企業が集まっています。イギリスの影響もあって英語が話せる人が多く、アメリカで働いているインド人も多いと聞きます。インドの人口は近いうちに中国を抜くと言われており、もっとも勢いのある国のひとつではないでしょうか。
■治安
バンガロールはインドの中でも比較的治安が良いとされています。実際、1人でタクシー移動(英語が話せない私が深夜にタクシーで1時間移動)でも無事に目的地まで送り届けてくれました。また、物乞いといわれる方々もほとんど見ません。
■交通事情
とにかく渋滞がひどいです。車線は目安にすぎないので気が付けば複数台が並走します。反対車線が空いていれば逆走します。交差点に信号が(ほぼ)ないので、先に行ったモノ勝ちです。行ったもの勝ちなので、たまにデッドロック(誰も動けない状態)が発生します。デッドロックが発生すると、どこからともなく誰かが交通整理を始めます(たぶん一般人)。また、クラクションは鳴らしまくりです。とりあえず鳴らします。大型トラック後ろには「PLEASE HOAN」と書いてあったので、きっと挨拶代わりなんだと思います。自動車メーカのはシェア順は、SUZUKI(日本) > TATA(インド) > Mahindra(インド) > HYUNDAI(韓国)といったところでしょうか。
バイクの3人乗りはよく見ます。雨の日、窓ガラスが全壊の車に雨カッパを着て運転するツワモノもいます。
■街並み
貧富の差を感じる街並みです。写真のような街並みですが、夜にプロジェクションマッピングしている綺麗なマンションもあります。街で見かけるインドの方々は全員スマートフォンを使っています。
歩道上の牛です。普通にいます。
■宿泊したホテル
某大手メーカーの駐在員が多く宿泊していると聞きました。確かに日本人宿泊客が多いホテルです。
ホテルには日本食メニューがあります。が、微妙に何かが違うんです。
メニューに巻き寿司があります!でも、味が微妙に違うんです・・
自身の英会話チャレンジも兼ねてホテルの横にあるマクドナルドに行きました。
インドといえば「マハラジャマック」らしいので、注文してホテル持ち返り。
牛肉が販売できないのでチキンとなりますが、味はとにかくスパイシー。ソースが辛い。
辛くなければリピートもアリだったのですが、1回きりの注文となってしまいました。
水がダメなので、コーラに氷は入りません。
■インドの夕暮れ
ホテルの屋上は自由に行けるので写真撮影。
雰囲気だけは最高な感じです。
ホテル屋上から見た空。3週間ほど滞在すると日本が恋しくなります。
ちょっと画像が悪いですが、ホテルの前は青空市場です。
食べ物はあふれかえるほどあります。モノと人の量はすごいです。
何をしているのか分かりませんが深夜でも早朝でも24時間、人は多いです。
■帰り
インドに来た時(深夜):空港からホテル→1時間
日本に帰るとき(夕方):ホテルから空港→3時間(渋滞の為)
とにかく渋滞がひどいんです。
■最後に
インドはイギリスの影響で英語が通じる方なのですが独特の訛りで非常に聞きにくいと感じます。また、人種や文化もすべて違うので異国の雰囲気で圧倒されてしまいます。ただ、外国独特の習慣やルールに慣れてくると、そんなもんだと思えるようになります。そして日本のサービスがいかにすばらしいものかを再確認できます。仕事の業務知識以外でも非常に貴重な体験をさせていただきました。5月には4回目のインド訪問予定です。