こんにちは。ビジネス企画です。
今回は、大阪拠点と名古屋拠点で開催したアイデアソンについて紹介します。
大阪では"9名"、名古屋では新人+αの"27名"にご参加頂きました。
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
アイデアソンを開催した目的は、
ビジネス企画の業務内容の認知拡大と協力者探しです。
どんなことをやっているのか体験してもらうことと、
ターゲットに近しい人を探し、その後の検証に協力してもらったりしています。
さて実際のアイデアソンではどんなことを行ったのか紹介します。
2回のアイデアソンで、少し進行方針を変えました。
▼大阪アイデアソン
①高齢経営者、個人事業主の課題をテーマに、市場動向、業界課題などの紹介
②仮のターゲットをテキスト情報で複数用意。
チーム別に1人のターゲットのことを想像し、価値観の洗い出し
③各チームでターゲットに寄り添ったアイデアを検討
④チームごとに発表
大阪はアイデアソン初回ということもあり、手探りでしたが、
事前の調査情報を元にアイデアを考えて頂きました。
▼新人向けアイデアソン(名古屋)
①"推し活"をテーマに市場動向、業界課題などの紹介
②参加者の中からターゲットになれる人を選出
③ターゲットへの価値観聞き取り
④各チームでアイデア検討
⑤ターゲットにアイデア共有、ブラッシュアップ
⑥チームごとに発表
名古屋では、新人向けということで、
Z世代が興味を持ちそうな"推し活"をテーマにしました。
また新人以外の"推し活"に興味がある方に、一緒に参加してもらい、
アイデアの検証まで体験してもらえるようにしました。
アイデアソンの中で、伝えたかったことは、
ターゲット視点でビジネスを作らないと、誰も買ってくれない、使ってくれないということです。
そのために、アイデアソンではだれに向けたビジネスなのか意識しながら、
アイデアを考えてもらいました。
ただ最近では、
ターゲット自身が自覚するほどの課題が少なくなってきているのも事実で、
単純にターゲットにどうしたい?、なぜそのサービスなの?と聞いて、
"芯を捉えた答え"が返ってくることの方が少なくなっています。
便利なものが溢れかえっている時代で、
ただなんとなく選んだ商品が気に入っている状態です。
そのため"インサイト"と呼ばれるターゲット自身も気が付いていない
ホントは"こうしたい"、"こうありたい"を見つける必要があります。
これらインサイトを発見する方法は、
某自動車メーカーの"なぜなぜ分析"に近いですが、
ターゲットになぜ?を連発した際には、ターゲットに嫌われてしまい、本音を聞き出すことは難しくなるでしょう。
よってインタビューでは、聞き出し方が重要ですが、
心理学に近い分野の知見が必要になり、なかなか難しいです。
ただ今後一般的に求められるスキルだと思いますので、
興味がある方は、書籍などを探してみてください。(私もまだまだ勉強中です)
"インサイト"、"UXデザイン"といったキーワードで書籍が出ていたり、
"人間中心設計"といったキーワードで資格等も出てきています。
すでにシステム開発分野でも、求められた機能の必要性を考えるときに使える技術だと広まり始めています。
以上、ビジネス企画からアイデアソンの紹介でした。
アイデアソンは、2回とも概ね好評ではありましたが、
まだまだ改善点もありましたので、今後に活かしていきたいと思います。
それではまた!