はじめまして。管理本部のMです。
今年の3月の夕刻、顔は見覚えがあるが話したことがない近所のご婦人が訪ねてこられました。
「今度、町内会長になりましたXXです。Mさんに6組の組長を引き受けていただきたくて・・・」
「いいですけども、平日は会社に行っておりますのでほとんど居りませんが・・・」
「フォローはさせていただきますので」
強固な断れる理由も無く受けることに。会長より町内会規約のファイル、組長のプレート、大量の回覧板用バインダー等を渡される。「まず初仕事として町会費の集金をお願いします」同時に名簿(所帯主・独居・後期高齢者有無・要介護者有無等)を渡され集金時に内容に変更が無いかの確認をお願いされる。
「(そうか。町内会には連絡して無かったな・・・)」町内会との関わりはこのところ先代の会長(昔からの顔なじみ)には塀際の'止まれ'の道路標識が木が繁り過ぎて見えないと注意された(反論の仕様がなく即刻植木屋を呼んだ)ことと、この会費徴収時くらいで、その際に在宅介護中の母の状況(ヘルパーさんや訪問医等出入りがあった)をその都度聞かれていた。
「すみません。母親は昨年の夏に亡くなっています」亡くなったことは近所ではお向かいのお宅にしか伝えていない。(隣家は30年以上空き家、もう片側の隣家は取り壊されて駐車場になり、どんどん付き合いが希薄になる)独居宅に修正してもらうことにし、今後電話もしくはショートメールで連絡をとりあえるよう番号を取り交わす。
さて会費を集めなければならない。ここ何年か夜遅く集金に来てもらったことがあったのでそれはお互いに避けたい。そこで挨拶かたがた回覧板を回すことにする。
①XX月XX日XX~XX時に集金に伺うことを明記
②土・日で希望日時があれば記載依頼・・・・(2軒あり)
③携帯電話番号を記載し直接連絡していただいてもいいとする・・・(これは無し)
結果として1軒を残して順調に進んだ。この1軒が男性の独居老人、しかも今年100歳になる方でどうにも接触できない。そこで夜8時近く灯りがついていたところを見計らい、訪ねて見ると家政婦さんが出てこられ、対応していただく。お一人の時はさすがに来客の応対はできないが元気とのこと、ご家族は近くに在住し連絡は直ぐにつけられること、この曜日この時間帯なら訪ねてもいいこと等を知らされる。また 独居の後期高齢者(女性)が亡くなっていたことが判り(親族の出入りは行われてはいるが実質は空き家)こうしたことを会長に報告し共有する。
組長である以上は 今までは回覧板を完全スルーしてきた各催事にも参加していくことに。防災訓練では、何10年ぶりかに卒業した小学校の校庭の真ん中に立ち、町内会対抗バケツリレー競争(水が満杯のビニールプールAから空のビニールプールBにバケツリレーで移す)、体育館で応急処置~AEDの体験 (人体模型を使った心臓マッサージによる心肺蘇生の方法・AEDの装着等 これは勉強になりました)に参加しました。
今もまた年末の防犯パトロールのショートメールが会長から入りました。任期の2年間は頑張ります。