入社後、某省庁の財産管理システムに約8年携わる。9年目より、大手事業者のスマートフォン向け通信関連システムの開発に携わり、サービス開始後は同サービスの保守作業を継続後、物流システムのプロジェクトに参画。現在は、物流ソリューション事業部の班長（課長職）として、複数の物流システムのマネジメント業務を行っている。
仕事内容
某半導体製造メーカーやたばこ産業の倉庫管理システムのマネジメント
私は現在、某半導体製造メーカーやたばこ産業における倉庫管理システム開発のマネジメント業務を担当しています。物流ソリューション事業部の東京本部のチームは、客先常駐し作業をしているメンバーがほとんどです。その各プロジェクトを班長としてマネジメント業務を中心に行っています。
苦労したエピソード
スマートフォンの初期リリースでの大規模案件
米Appleのスマートフォン「iPhone」が日本に上陸した2008年。私は、通信関連システム会社で、初期のスマートフォンリリースに向けた大規模案件のプロジェクト案件に携わり、私たちのプロジェクトチームはスマートフォン利用者の本人確認の認証を担当していました。一か月の期間で順次サービスをリリースしていくものでしたが、どこかで不具合が起きると調査と検証を繰り返すため、複数のプロジェクトチームが動く大規模案件を進める難しさを経験しました。
仕事のやりがい
お客様からの感謝の言葉
自分が携わったシステムがお客様のご要望どおりに動いたことを確認でき感謝の言葉を頂いたときです。入社当初に携わった国有財産管理システムの時は、実際にシステムを使われる顧客が目の前にいる状況で開発をしていた為、「ここは良かったよ！」という声を直接頂いた際は、本当に嬉しかった記憶があります。
この会社の良いところ
従業員の声が活かされる職場
他社がどうかは詳しくは分かりませんが、当社では「Re:NIC」という若手社員が中心となって、社員の働く環境づくりに率先して、積極的に取り組める組織や環境があることは良いことだなと思っています。
Kさんのある1日のスケジュール
学生へのメッセージ
「"今"という時間を大切に！」
学生の時にしかできないことを一生懸命やってほしいと思います。「会社に入るから」「入社に向けて何か準備をしなくては」ではなく、むしろ今やりたいことや楽しいと思っていることをしっかり楽しんで過ごしてください！
編集後記
私達は革新的な新しいサービスを目にした時、新しい世界が始まったかのような想いを持ち、そのサービスを生み出したIT業界は華やかな世界に見えがちですが、実際の現場にいるエンジニアは決して華々しい仕事をしているわけではなく、昼夜に渡り多くの努力をしています。「お客様が喜んでいる姿がエンジニア冥利につきる」それを実践し続けているKさん。篤実な人柄を感じる半面、組織作りに力をいれていきたいという強いリーダーシップも感じました。