こんにちは、MS事業部のYです。
最近は男性育児休業に追い風ですね。
私の場合は妻の産後の容体が思わしくなく、取得せざるを得ない事情がありました。
結果として3か月取得させていただきました。
マネージャの離脱は各方面の方に多大なご迷惑をおかけしたと思いますが、
状況を報告した時に是非もなく育休の取得のために動いてくださったNICに感謝です。
さて、育児休業についてですが、
近年では家庭の在り方の変化など、男性も育休を取得しないと厳しいというケースが増えていると思います。
たとえば、物理的に手が足りないケース。
ご両親は健在だが遠方である、疎遠であるなどの理由で、育児協力可能な方が周りにいない場合。
一人っ子ならまだしも、双子や上のお子さんがいらっしゃる場合。
体調が悪く育児がままならない場合。
こういったケースに備えるためにも、完全ワンオペではなく、育児にかけれる人員はふたりは欲しいところです。
そうなると、頼れる相手は旦那さん、あなただけかもしれません。
現に、ワンオペで育児ノイローゼとなった方も周りにはいます。
軽く考えてよい問題ではないと思います。
環境や状況がよく、上記に当てはまらなかった場合でも
男性が育休を取得することはメリットがあることだと思います。
・ご両親が同居もしくは近場にいらっしゃり育児協力できる場合。
よほどのケースでなければ、ご両親もバリバリお仕事をされているご年齢ではないでしょうか。
そうなると、結局昼間はワンオペ、就寝時間帯も相手の翌日の仕事を気遣いなかなか満足のいく協力は得にくいものです。
また、どちらのご両親が協力してくれたとしても、片方にとっては義両親。育児方針などでもめることも多いらしいですよ。ええ、うちもご多分に漏れず。
仕事で忙しく、育児の時間がとれないでいると、自分が思い描いていた育児、成長がなされず、子供がわずらわしく感じてくる方もいるようです。
・妻は健康そのもの、病気もないよという場合。
健康そのものと思っていても、産後2か月は産褥期と言われ、子宮の収縮など、元の体に戻ろうと
大きな変化が起こっており、安静が必要とされる時期です。なので、女性には産後休暇というものがあります。
つまり、この時期にワンオペで忙しくされていると体によくないのです。
また、二人目以降であれば慣れたものかもしれませんが、一人目の場合、
育児について義務教育で習得する訳ではないので、どのお母さんも基本的には
生まれたその瞬間からお母さんであることを強制され、未経験の育児を手探りで勉強、習得していくことになります。
その不安やストレスたるや。
こういったことを防ぐためにも、男性の育児休業は非常に有用です。
また、赤ちゃんとの愛情形成は生後3か月くらいまでが一番重要といわれています。
この間をいかに長く一緒の時間を過ごすかが大切です。
さて、とはいえデメリットがない訳でもありません。
主に金銭面と業務面(スキルアッププラン)だと思います。
・金銭面についてですが、日本は手厚く、給付金もしっかりしています。
具体的には育児休業半年間は給与実績の67%、あと半年は50%の給付金がもらえます。
半分ではやっていけないよ、とお思いの方、給付金には税がかからないので
額面の67%いただけるのです。普段額面と手取りの差を気にされたことはありますか?
それでも普段の手取りよりは少なくなるとは思いますが、手取りと比較すると思ったほどのインパクトはないと思いますよ。
それに、育児休業中は意外と散財しません。赤ちゃんが小さいと外食もままなりませんからね。
・業務面については私も少し困りました。
自分の仕事を誰かが代わってくれて、その人が残業など苦しい思いをしていると思うとストレスでした。
育休取得する人は、育休取得する前に部下や上司に、極力、
負担を増やさないように十分な業務の引き継ぎをすることは必要ですね。
何れにしても、日本の男性も育休を取得できる権利が用意されているのに、
男性は育休を取得しない前提としている社会が悪いと思いませんか。
復職した時に感謝の気持ちでバリバリ働けばいいじゃないですか。
私も育児休業には背中を押して送り出してもらい、休業中も業務の連絡はなく、けど、復帰したからにはとバリバリこき使われていますw
それでいいじゃないですか。
お子さんは誰でもないあなたの子供です。
あれよこれよと言い訳を考えず、まずは接する、その時間を最大限確保する。
あなたの人生にこれから一番深く関わっていくのは家族ですから、
そのための手段として、男性も育児休業を取得することを考えられるといいな、
それが当たり前になる社会になるといいなと思います。
個人的推奨は産後2か月必須化ですかね。
私は育児休業は実に有意義なものであったと感じています。
育児がいかに大変なことかも身を以て実感しました。
スキルも取得し、いつでもワンオペかかってこいです。
妻が体調を崩したり気分転換したい時、安心して赤ちゃんをお世話することができる自信がつきました。
ただ、これ幸いとただ休暇を過ごされては奥様の反感を買うだけですので
率先して育児にご参加下さいねw