こんにちは。
最近読んだ作家 夕木春央 さんのミステリー小説 方舟について書いてみたいと思います。
世間ではかなり話題になった作品で、いくつものランキングにもランクインしている作品です。
読み終わったあと、いろいろ考えさせられる印象的な一冊でした。
物語は、主人公が大学時代の友人たちと山奥にある地下建築「方舟」を訪れるところから始まります。
しかし、そこで大きな地震が発生し、出入口が岩でふさがれてしまいます。
さらに地下には水が流れ込み始め、このままでは建物は水没してしまう状況に。
そしてその極限状態の中で、殺人事件が起こります。
脱出するための唯一の方法は、
「誰か一人を犠牲にすること」。
そしてその犠牲になるべき人物は、
殺人犯であるべきだ――という結論に至ります。
つまり、限られた時間の中で犯人を見つけなければならないという、
極限状態のミステリーが展開されていきます。
この作品の魅力の一つは、
伏線の張り方と最後の展開です。
読み終わったあとに振り返ると、
「そういうことだったのか」と気づく場面が多く、
ミステリーとしての完成度の高さを感じました。
物語の最後はかなり衝撃的で、読み終えたあともしばらく余韻が残る作品でした。
普段は忙しくてなかなか読書の時間を取れないこともありますが、
たまに小説を読むと、仕事とは違う視点で物事を考えるきっかけになると感じます。
今回読んだ『方舟』は、ストーリーの面白さだけでなく、
「人間の判断や心理」についても考えさせられる一冊でした。
もし読書が好きでない人でも、一度読んでみるのもおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

