こんにちは。名古屋営業のNDです。
約一年前になりますが、ここでカブトムシの幼虫を育て始めた話をさせてもらいました。
今回は、その続編です。
前回ご紹介した幼虫たちは、その後どうなったのか・・
順番にご紹介していきます。
まず、大きく成長した幼虫たちを、個室に移しました。
カブトムシの幼虫は、蛹になる前に「蛹室(ようしつ)」というもの作ります。
自分がさなぎになるための部屋ですね。これを作るとき、快適な場所を探し回るのですが、
その途中で、他の幼虫が作った蛹室を壊してしまうことを防ぐために個室に分けます。
この探し回ることを「ワンダリング」と言い、ある程度土の密度、硬さが必要になると
言われています。私の幼虫たちは、ワンダリングの結果、快適な場所を見つけられず、
ビンから出てきてしまうこともありました。
このように。。。
ワンダリングの途中、幼虫が地上に出てきてしまうことは、
カブトムシ飼育あるあるらしいです。(インターネットでしらべたら、経験談がたくさんありました)
ともあれ、しばらくするとそれも落ち着き、それぞれが蛹室を作り始めました。
ここからがカブトムシ育成の醍醐味といっても過言ではありません。
普段目にすることができない過程を見れるかと思うと、ワクワクガトマラナイ状態です。
時期としては5月の中旬ごろです。
この子は観察しやすい壁際に蛹室を作ってくれました。最高です。
この状態から約2週間がたち、ついに・・・
蛹になりました!
蛹になり立ては半透明がかった真っ白ですが、約半日後にはきれいなオレンジに変わります。
幼虫の皮を脱いだら急にこの姿が出てくるっていうのが本当におもしろいです。
オスの蛹はこんな感じです。
蛹になってから約三週間がたつ頃、色合いがかなり変わってきます。
いよいよ感が半端ないですね。このころは、お尻あたりがよく動くようになり、
蛹の中で確実に体が形成されているのを感じます。そして・・
上記の状態から2日後・・・ついに成虫に・・・!
子供の頃に図鑑でしか見たことのない、羽化したての白い羽を初めて見ることができ、なんというか、最高です。
我が家のキッズたちも、大喜びしておりました。
ここから、羽が完全に乾くまで地中でじっとしている期間が意外と長く、10日程かかるのですが、
その後無事、元気に地上に出てきてくれました。
みんな無事に成虫になることができ、買ってあった衣装ケースをにぎわしてくれました。
子供たちにも生き物を飼育すること、生き物の成長過程を見せることができ、
カブトムシには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!!
・・・ちなみに、カブトムシ育成では大量の土が必要になるのですが、その使わなくなった土で
ミミズ(ドバミミズ)を育てようと思っておりました。が、、
うまく繁殖させることができず、断念してしまいました。
ミミズは釣りのエサに使うのですが、結構高いんです・・
(太くて大きいものだと、7,8匹で800円~1000円くらいします)
以上、長くなってしまいましたがカブトムシ育成記録でした!