「車をつくっているところが見てみたいです。」
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そんな新人"ちゃんまな"の一言から、今回のブログは始まります。
こんにちは。名古屋本部のほそPです。
私たちのチームは、現在クルマ関連の制御開発に携わっています。
PCの前で仕様を考えたり、ソースを追いかけたり・・・
そういえば実際に自動車が組み立てられているところを見たことがありません。
そこで、若手数人でトヨタの工場見学に行ってみようということで、
上司に相談してみました。
「自分たちの仕事にどう生かせるか考えながら行っておいで。」
と、釘を刺されつつ許可を得ました。
そして9月某日若手5名で、工場見学へ出発しました。
まずトヨタ会館。
バイオリンロボットがお出迎え。他にもクルマがたくさんありました。
さていよいよトヨタ堤工場に向かいます。
溶接工場では、ムカデのようなアームロボットが
一斉に動き出して、火花を散らしています。
組み付けラインでは、作業員の方がライン上を流れる車に
様々なモノを組みつけていきます。
手に取る部品を間違えないように工夫された台車。
問題発生時にはラインを止めるための装置アンドン。
環境保護のため、電気を使用せず、その荷物の重さだけで動くトロッコ。
その一挙手一投足には無駄がないように思われ、
納期や品質を守るための決まりや考え方が染み付いているのだと感じました。
私たちの仕事でも、遅れが発生すれば後工程の人に迷惑をかける。
まして、納期を守れなければ、納品すべきお客様に多大な迷惑をかけ、
信頼を失う可能性がある。
そんなことを意識して行動し、自然にできるような文化を作っていく必要が
あるのだと感じました。
そうこうしているうちに見学も終了。
気がつけばちょうどお昼。
おなかもすいたので、トヨタ会館近くで昼食を取り、午後からの仕事のために帰社。
上司に「ためになりました。」
と適当な報告をいれて、また新たな気分で仕事に臨みます。
発案者の新人"ちゃんまな"もまじめな顔でPCに向かっています。
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「さて、次はどんな理由でどこに行こうかしら♪」