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FileMaker でつくってみよう! タブレット編

FileMaker でつくってみよう! タブレット編

こんにちは!

FileMaker 推進企画ではない、東京本部のMSです。

弊社には人事評価の制度があり半期単位で目標をたてそれに向かって実績を残し評価してもらう制度です。

2020年度上期のテーマは、この数年活動してきた FileMaker をつかってお客様の業務サポートができないか

という観点でツールをつくり営業の提案活動に活かせるものを考えてみました! です。

でははじめます。

テーマは FileMaker 運用 タブレット編

よくあるお客様からの相談事。。。
スマートデバイスの iPhone や iPad をつかって業務改善を行いたい。
例えば、
1.作業情報がスマートデバイスに連携され一覧で確認ができる
  もちろん、キーワード(現場名や作業名、日付など)で作業情報を簡潔に選択ができること
2.現場で全ての作業を完結することができる
  ・ 作業情報の入力や閲覧
  ・ 画像、動画、音声 その他のメモ情報の登録
  ・ 作業結果の報告。できればメール報告
  ・ 会社との情報連携(スマートデバイスと会社データの連携)
3.現場毎、作業要件毎にスマートデバイスを選別したい
  ・ 会社の事務作業ではパソコンを利用
  ・ 少ない情報量を管理する場合は、iPhone などの小さいサイズのデバイス
  ・ 一定以上の情報量を管理する場合は、iPad などの大きいサイズのデバイス
4.できるだけ簡潔に情報を管理運用したい
  現場では荷物も多いのでスマホ操作で完結に登録できたらうれしいんだけどな!

夢はひろがります。 ただ、いわれることはごもっとも!現場作業を終えて会社にもどり作業情報を入力して帰るのも面倒
重たい、かさばるパソコンを各自に支給して現場で日々入力するのも面倒
現場でスマホから作業情報を登録でき会社と情報が連携されたらどれだけ楽なのか!と思いますよね

そんなとき
FileMaker を使えば簡単につくることができます
もちろん、スマートデバイスとの親和性も高い とくれば必然とFileMaker でつくってみるか!となりますよね

なのでざっくりですがお客様の あるある要件 を実装してみました

作業のイメージは、作業場でタブレット(スマートデバイス)を利用して情報の管理と報告を行う運用です

▽ 現場の情報を入力します
  デザインは別として一般的な作業場の情報を管理できるようにします
  入力のサポートは充実しています。得意先のマスタ管理、日付はカレンダー入力など。自動計算もできます
  今回は、作業場の情報と作業指示側の得意先情報を管理項目とします
  現場では得意先担当者と現場リーダーの情報があればなにかあった場合も対応できますよね

  例えばですが、日々パソコンから作業指示情報をタブレットにデータを移し、現場はその作業指示情報
  を閲覧して作業実績の入力を行う運用もよいですね! FileMaker で実装できます!

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▽ 現場の作業情報を一覧で確認します。(縦モードと横モードで多少考慮をいれます)
  FileMaker GO(タブレット用)を利用することで柔軟な情報検索や簡易検索を利用して必要な情報のみを
  簡単に選択することができます
  重宝する機能は縦モードと横モードでタブレットはサイズを自動調整してくれます。通常は縦モードで利用しますが、
  補足情報がみたいときにだけタブレットを横にするだけで補足情報がみえるようになります

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  文字キーワードのクイック検索、各項目別の条件検索があります。

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▽ 作業報告をします(日々の作業情報をメールで簡単に送信。マスタファイルに複数の担当者を登録することで一括送信もできます)
  基本情報を入力することで、日々の報告作業が簡潔化されます。メールもボタン1つで送信!画像を送付することもできます

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  今回はGoogle メールと連携しメールを送信します
  パソコンやタブレットでGoogle メールを確認することで送信したメールの履歴管理もできます

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  作業報告については、日々同じテンプレートで配信されるため、報告する側も簡単、報告を受ける側も見やすいですね!
  もちろん、必要なときは画像も添付することができます

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▽ 現場の状況をメモ以外で管理します。(写真、動画、メモなど多数の情報を保存することができます。もちろんタブレットのカメラで撮れるのが便利)
  作業の前後写真を画像で保存したいんだよね!などの要求は多いですね
  iPhone や iPad を利用することで、内蔵カメラで写真や動画、音声などの情報もその場で登録できます
  もちろん、撮った写真や動画をスマートデバイス上で最大表示することも可能です

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▽ 現場の住所を確認します。(経度、緯度の精度の高い情報登録や一般的な住所を管理)
  作業場の住所管理は一般的に必要ですが、精度の高い場所管理をしたい場合には
  経度や緯度を住所情報としてもつことで Google Map で精度の高い位置を特定することができます

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▽ 現場の場所を地図で確認します。(住所やタブレットのGPSを利用してGoogle Map と連携します)
  作業場をまちがえた!現場がどこかわからない!などは防げますね
  ルート検索もできます(Google Map 機能) 経度、緯度での検索ができます(Google Map 機能)

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  経度、緯度での検索ができます(Google Map 機能) 参考例

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▽ タブレットの考慮点 表示領域が少ないのでポップアップ機能で多くの情報を参照できます
  必要な時に必要なだけ簡潔に情報をみることができます

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▽ タブレットの考慮点 多い情報についてもポップアップで解決できます

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▽ データの連携
  パソコン(Apple 製品のMac や Windows)とのデータ転送も可能です。便利ですね!
  特に、Mac とのデータ連携は AirDrop というApple 製品間で簡単に情報を交換することができます

一先ず あるある要件 を実装してみましたが完了です


もっといいネタをご紹介し FileMaker を使ってお客様の業務サポートができたらいいなと思います

次回また機会があれば、FileMaker の機能を利用することで作業メリットのある業務を探してご紹介できたらと思います。
タブレットをつかう運用をテーマにね!

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