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自宅にUPSを設置してみました

自宅にUPSを設置してみました

こんにちは。名古屋本部所属のYsです。

台風21号の猛威が過ぎ去ったかと思えば、今度は北海道で震度6強の大地震が発生するなど、日本列島が自然災害の脅威に曝されていますが、皆様ご無事でしょうか。

NICでは台風21号の影響を鑑みて、本社より休暇取得も構わない旨の連絡があったほか、仮にどうしても早期に対応しなければならない業務があって出社する必要があったとしても、災害を回避するために早めに帰宅させるよう対応をしていました。

我が家は幸い台風の被害は特になかったのですが、岐阜県にある実家は12時間程度停電し、お風呂に入れず、料理もできないという問題があったようです。

やはりこの文明社会において電力が供給されないという状態は死活問題・・・。
特に私は自宅にTV録画用のマシンやNASを24時間稼働させているので、突然の停電が発生したら最悪故障して、撮りためていたテレビ番組や大切な写真が吹き飛んでしまうなんてことも・・・。

こんな時に有効なのは・・・そう、UPSですね。
UPS(無停電電源装置)は、内蔵する蓄電池に電力を貯め、停電で電力が供給されなくなると即座に蓄電池からの電力供給に切り替えてくれる機械です。
付属の接続ケーブルとソフトウェアを使えば、AC電源からの電力供給が途絶えたときにPCを自動的にシャットダウンしてくれます(未対応機種もあるようですが)。
大体の機種には雷サージ機能も付いていますので、夏場多く発生する落雷による過電圧からも守ることができます。
jiko_kaminari_plug.png

そんなUPSですが、最近は一般の家庭で導入できるほどに安くなってきましたので、今回新たに自宅に導入することにしました。

UPSは大きく分けて「常時商用方式」、「常時インバーター方式」の二種類がありますが、一般の御家庭で利用するなら「常時商用方式」となります。
違いとして、「常時商用方式」は普段はAC電源からの電力を利用し、停電時に蓄電池から電力を供給する方式で、「常時インバーター方式」は普段からUPSの蓄電池から供給を受けつつ、充電も行う方式になります。
後者は停電発生時も切り替え時間が0になるメリットがありますが、前者でも切り替え時間は10msec程度で、よほどシビアな電力供給が必要な機械でもない限りは前者で問題ないそうです。

さらにUPSのインバータから供給される電力の出力波形も「正弦波」と「矩形波」の2種類があります。
通常AC電源から供給される電力の波形は「正弦波」になります。
「矩形波」出力のUPSのほうが安いのですが、「正弦波」しか対応していない電子機器が多いため、「正弦波」出力のUPSを買ったほうが良いようです。(UPSのせいで故障したら元も子もないですから・・・)

というわけで今回はオムロン社製のUPSを購入しました。

UPS_BY50S.JPG

Amazonで1万8千円程度で購入できます。

実際にNASのACケーブルをUPSに接続し、NASが起動していることを確認してからUPSのACケーブルをコンセントから引っこ抜いてみたところ・・・
ピー!ピー!とアラート音が鳴り響くとともに蓄電池からの供給に切り替わり、NASがシャットダウンしていないことを確認できました。

今回はまだ自動シャットダウンの設定をしていないのですが、折を見て設定をしておこうと思います。

数万円で停電や落雷からマシンを守れる安心感。転ばぬ先の杖として、皆さんも導入してみてはいかがでしょうか!

(「いらすとや」さんから素材をお借りしました。)

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