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仮想通貨の税金について

仮想通貨の税金について

こんにちは、本社のKです。

仮想通貨について少し興味を持ったので、
儲けが出た時の税金について調べてみました。

ちなみに仮想通貨の2021年の動向ですが、テスラ社が15億ドルの
ビットコインを購入することを発表し、市場が高騰しましたが
その後テスラ社が決済の停止を発表したり、中国の金融機関における
仮想通貨の取り扱い禁止が通知されたりしたため、価格が大きく下落する
事態になり不安定な状況のようです。

それでも、エルサルバドルで世界で初めて仮想通貨の
ビットコインを法定通貨とする法案が可決されたりと
世界の動向は活発なようです。

本題の税金についてですが、ざっくりと話しをすると
20万円以上の利益(所得)が発生すると、その利益に対して
所得税がかかります。
そして、仮想通貨の取引などで得た利益は所得税のうち
雑所得に分類されます。
所得税は収入に応じて課税率がアップする累進課税で
雑所得は総合課税の対象になります。
その為、給与所得など他の所得と合算した額に応じて
税率が決まります。
以下のように利益(所得)が多額になれば、累進課税によって所得税の
税率は45%にまで。住民税10%と合計すると最大で55%になります。

課税される所得金額        税率
195万円以下            5%
195万円を超え330万円以下     10%
330万円を超え695万円以下     20%
695万円を超え900万円以下     23%
900万円を超え1,800万円以下    33%
1,800万円を超え4,000万円以下   40%
4,000万円超            45%

仮想通貨をいくらで買っていくらで売ったのか、他の仮想通貨と
交換したときのレートはいくらなのか管理する必要があるので
確定申告等の影響を考えると面倒な上に売買益にかかる税金が
高いなと感じました。

以上です。

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