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RaspberryPi研究会のMr.Xです。『未踏会議2025 MEET DAY』

RaspberryPi研究会のMr.Xです。『未踏会議2025 MEET DAY』

前回投稿(2/7)で、「未踏会議2025 MEET DAY」がIPAで開催されます。
と記入していたので、少し内容を投稿します。

トークセッション②「AIについて小説家は何を語る? 人を幸せにするAI」
出演:安野貴博、九段理江、又吉直樹(ピース)
ファシリテーター:九龍 ジョー

第170回芥川賞に決まった九段理江さんが、受賞作を「チャットGPTのような生成AIを駆使して書いた」と発言したことでSNS界隈を賑わしたとの話がありました。
それで、広告会社から人工知能95%を使用した小説を出版しないかとの依頼があり、出版に至ったそうです。
九段理江さんは、「もっと暴走(人間が考えられない振り切った)内容の回答を期待したが、人間が読み取る形(常識)となって回答してきたことには、残念かな」との内容がありました。
また、芥川賞候補になった際は、人工知能を使いましたかの問い合わせがあるとのことも話してられました。

又吉直樹さんは、日頃から人工知能との会話を楽しんでいるようで、親友だそうです。(笑)
トレーニングに例えると、
人工知能は「ダンベル」のようであり、理想的な姿は自分が考える必要がある。

安野貴博さんは、(今回何を話すかを聞いてみたかった)
全自動でプログラミングをしてくれるエンジニアAIが出来てきている。
その機能にチャットで「こんな機能を作ってくれない」と投げると、30分程度でコードが返ってくる。こうなると仕事の手順も変わってくるので、発想を変えていかないと遅れてくる。
(最近は、DeepSeekを使っているそうです)
課金を出せる人と出せない人では、AI格差が出てくる、

等々、

内容については、誤った表現の箇所もあるかと思いますので、
気になる方は、YouTube「「未踏会議2025 MEET DAY」を視聴してください。
ほかのセッションもあり、5時間程の長さがあります。

前回に引き続き、今度はAIにプログラムを作ってもらいましょう。
Copilotに、以下のメッセージを送信しました。

「edgeで車が走るアプリを作成します。プログラミング言語にはPythonとFlaskを利用します。 500X500のウインドウを表示し、タイトルバーに「ドライブ」と表示します。 画面中央に「スタート」ボタンを配置します。 ボタンを押すと、ウインドウ内を消去し、画面上に車の絵が走り出します。 画面の一番下には「STOP」ボタンを表示します。そのボタンをクリックすると、車の絵が止まります。」
すると、Copilotが答えます。
「PythonとFlaskを利用して、このようなアプリを構築する基本コードを以下に示します。この例ではFlaskを用いてウェブブラウザ内で車が動く動作をシミュレートしています。」
且つ、このコードに対応するHTMLファイル(Apl_3.html)も用意してくれます。

1)ローカル環境で動作させるには、Flaskをインストールし、PythonスクリプトとHTMLテンプレートを適切に配置してください。

2)上記で保存したソースコード(.py)を実行する。

3)ブラウザ(例えばEdge)でhttp://127.0.0.1:5000/にアクセスすると、アプリを利用できます。

★エラーが発生しました。
Pエラー1.png


再度、Copilotに問い合わせしました。

「このエラーは、FlaskやJinja2を使用している際に、指定されたテンプレートファイルが見つからない場合に発生します。以下のような原因が考えられます。
原因を4個提案してくれます。
その中で、
「Flaskでは、デフォルトでテンプレートファイルはというフォルダ内に配置する必要があります。フォルダ名やパスが正しいか確認してください。」があったので、
templatesのフォルダーを作成し、その中にApl_3.htmlを移動。
Pfolder.png

再度、実行。動きました(笑)

PGo.png


簡単なPythonプログラミングでしたが、まったく知識ゼロでも作成可能なのは驚きです。(Pythonのインストールは必要です。)
これからプログラミングを覚えようかと思っている方には、とても良い相棒だと思います。
何を作ってもらいたいかを「メッセージ」で記述する能力が必要となります。
(余談:マイクロソフト製品でのスキルアップにはLearm(学ぶ、学習する)もあるので、そちらもどうぞ)

トークセッション②でも3人が、人間と違って、どんな質問にも怒らずポジティブに回答してくれるので、とても良いとの感想を述べておられました。

個人的には、Googleの「Gemini」は文章の構成イメージで回答が来るので、いい感じと思っています。

いつもの四方山話~~

興味をひかれた記事がありました。
2025年3月17日の産経新聞、味の素のカラーかな?赤文字の一面広告がありました。
音で見るレシピ(SOUNDFUL RECIPE)料理をおいしくするための「見えない合図」
だそうです。
紹介Web


相変わらずの、地元の写真「2月の葛城山へ登ってきたよう~」
樹氷 寒かった。。。。。
IMG_3070.jpg

アイキャッチ画像は、
通勤途中に見かけた近鉄特急「あおによし」
インバウンドの方で車内は満席でした。奈良~京都へ行きます。

それでは、2024年度最後の投稿でした。

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