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2017アメリカ紀行 ICT事情見聞録「ニューヨークで"ウバる"」

Takaです。

前回の続きです。

遂に来ました、噂のUberを利用する時が!!Uber(ウーバー)とは、アプリを使って一般的なカーサービスの配車に加え、登録した一般人が自分の空いた時間と自家用車を使って他人を運ぶ配車サービス。

NJのエアーポートから宿泊先のマンハッタンまでの移動手段といえば、割高なタクシー、荷物が多いと意外と大変なエアポートバス、更に便が悪く存在感の薄い電車でした。(NJ Transit Railの関係者の方、ごめんなさい)

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それが近年はUberという、大変便利でお財布にも優しい革新的なサービスがあります。

日本ではまだ東京と京都の一部のエリアしか本格的なサービスが開始されていないらしいです。規制上、東京では登録されている大半がリムジン系の高級車で運賃も安くないので、まだUberは未体験でした。それがいよいよUberデビュー。利用方法は非常に簡単。

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1.予めUberアプリをスマホにインストール

2.無料アカウント登録し、電話番号やクレジットカード情報を登録しておく

3.エアポート(出発地点)についたら、アプリを起動して目的地(ホテル名)を入力

4.すると出発地点周辺にいるUberに登録している車が複数表示される

5.ドライバーの顔と名前、車の車種とナンバー、車のタイプ、到着時間、金額をアプリ画面で確認し、ベストな車を選択

6.迎えにきた車にのって移動。運賃とチップはクレジットカード払いなので、目的地についたらThank youと言って降りるだけ。財布を出す必要すらなし。

*Uberでは事前に予約しておくことも可能。ただ予約して利用する時は少し割高な気がしました。(特に予約料金と書かれてはいませんでしたが。)

私の個人的意見ですが、(米国の)通常のタクシーだと時々

・うまく目的地がつたわらない・理解されない

・値段交渉が必要

・メーター使用時には、ドライバーによっては遠回りされてぼられる

・チップ計算が面倒

等々の心配事があるのですが、Uber使ったらこれらは解決。なによりアプリとサービスは無料というのがすごい。巡り巡って運賃に跳ね返ったとしてもタクシーより安く、使い勝手がいいので、利用者は今後もますます増えるんじゃないでしょうか。

日本では過去に幾つかの都市で配車試験を行っているようですがまだ上手くいっていない様子。日本で流行らせるためには、既得権益の業界・団体と癒着のない方々によって規制が改正・緩和されないと難しいだろうな。

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↑の写真はNIC本社周辺でアプリを起動時の画面。当然ながらUber車は一切表示されていませんが、NYCではうじゃうじゃと走っていて、多すぎて逆に選ぶのが大変でした。

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↑の写真は家の最寄駅から東京駅までUber車を検索してみた画面。通常のタクシーより2~5割増しな運賃設定。。。。それでも"日本語が得意でない外国人観光客"には非情に便利なサービスで需要はあるそうです。

タイトルの「ウバる」というのは新語ですが、お察しの通り「Uberを利用する。」とういう動詞です。(「ググる」と同じ感覚)

アメリカでも「I ubered home last night.」(昨日、Uberで家に帰ったよ)のように立派に動詞として使われるそうです。

→2017アメリカ紀行ブログ、あと1回だけ続きます。

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