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2017アメリカ紀行 ICT事情見聞録 「空港で冷や汗」

Takaです。

この夏、アメリカ東海岸旅行に行ってきました。

3年ぶりに訪れたアメリカはさすがICT先進国、色々な新しいシステムが導入されていて様変わりしていました。 アメリカの「とりあえずやってみる精神」(失礼しました!)が溢れるICT事情に思わず「ほう~」となった見聞録を紹介します。

ニューヨークへは成田空港からワシントンDCを経由する便を利用したのでアメリカへの入国審査はワシントン・ダレス空港で行われます。そこで今回初めて体験したのが「自動入国審査端末」(APC: Automated Passport Control)による入国審査でした。

2017年現在、一部の主要国際空港に配備されているとのこと。また、現時点ではアメリカ国籍保持者とその家族、外国人は2008年以降にアメリカに入国実績があるESTA保持者などの利用資格があるそうです。

passport_express.jpg

利用手順は

  • ・言語 (日本語もあり) を選ぶ
  • ・パスポートをスキャンする
  • ・フライト情報や生年月日などの個人情報の質問に答える
  • ・関税に関する情報を入力する(Yes,No形式)
  • ・顔写真を撮る(アメリカ国籍保持者は除く)
  • ・指紋採取(アメリカ国籍保持者は除く)
  • ・レシートが出力される
  • ・税関・国境警備局、監視員にレシートを見せて入国許可

といった具合です。不機嫌な入国審査官にあたってしまう緊張感よりははるかに気が楽です。ただ、ここで問題発生。。。家族はスムーズに入力が進んだんですが、なぜか私だけ写真撮影になるとモニターがフリーズしてしまうんです。何度かやってみましたが私の順になると画面がブラックアウト状態に。空港係員が一緒にやってくれましたが同じ状態。。。「私の顔に何か問題?犯罪歴ないんだけどなー? 」とさすがに不安になりました。空港係員にも「おかしいわね~?次回は顔を変えてきなさい。」とアメリカンジョーク(?)でからかわれる始末。結局、何度目かのトライでやっと写真を撮ってくれて 無事、入国許可のレシートが発券されました。

こうして多少のシステム不具合はあるものの(私の顔のせいだとは思いたくない)入国審査の混雑緩和には多少、役立っているように感じました。(それでも到着から1時間くらいかかりましたけどね。)また、アメリカ国籍保持者にはQRコードを利用した「モバイルパスポート」なるものも登場しているそうです。

→次回「消えた!?ウエイター」に続きます。

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