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嘘がバレやすい人にとって、正体隠匿ゲームで勝つのは難しいよねって話

嘘がバレやすい人にとって、正体隠匿ゲームで勝つのは難しいよねって話

みなさんこんにちは、大阪所属/LS事業部のWです。
大阪所属ですが、出張先である埼玉の地からお届けしております。
※この原稿を記述している時点の話で、公開されたときには大阪に戻っているかもしれません。

去年から関わっている物流システムの本稼働が近くなり、今はお客様への操作教育で現地に通っております。
物流拠点は往々にして運搬するトラックの利便性を重視した箇所に建てられるため、
公共交通機関では通い辛いことも多いのです。そのため、現地で作業するときはレンタカーを利用することも。

レンタカーを運転する手間もありますが、食事処も車が必要な場所に通いやすい、という利点も発生しまして。
そんなわけで、このお客様の拠点に出張に行く際には必ず食べに行っているのがここ、「ビッグシェフ亭」
「ジューシーハンバーグ定食」、250gでもお値段3桁!名前の通り割るとあふれ出る肉汁がジューシーで美味しい!

ちなみにもうひとつの看板メニュー、「熟成赤身牛ステーキ定食」もオススメ。わさび醤油がとてもGood。


さて、そんなお仕事近況はともあれ(?)、
今回私にとっては3回目の記事なのですが、過去2回と同様にボードゲームの話をば。
(参考:1回目2回目

弊社はクラブ活動として、名古屋の方でボードゲーム愛好会を月1ペースで開催しており、
私も時々乗り込んで参加しているのですが、
大阪でもやりたいなーと思い、所属部署の若ぇもん中心に時々ボドゲカフェへ繰り出して遊んでいます。
コロナが流行ったことにより一時休止状態だったのですが、最近またちょくちょく行くようになりまして。

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今回は、ちょっと昔になりますが昨年秋に遊びに行ったときのゲームの話をしましょう。

正体隠匿ゲーム縛り

正体隠匿ゲームというジャンルをご存知ですか?
「人狼ゲーム」やデジタルゲームの「AmongUs」などを御存知ならば、あれらと同じ感じのゲームといえば大体ご理解いただけると思いますが、「誰が味方か敵か判らず、自分の役割も大半の人には知られていない状態で開始し、自分の正体を偽ったり、相手の正体を見破ったりする」ゲームを差します。会話による心理戦や駆け引きが重要な要素となるゲームが大半です。

私、このジャンルのゲームがかなり不得意なのですよ。かなり顔に出ちゃうらしいです。。。
事前にどういうゲームで遊びたい?と3択でアンケートを取ったのですが、ほぼ満場一致で正体隠匿ゲームでした。みんな闘争を求めすぎなのでは?
秋にちなんで、「お絵描きなど芸術系ゲーム」と「実りのある農場経営系ゲーム」も用意したのに。

そんなわけでこのとき、集まったのは8名。大阪組でこれだけ集まったのは初めてです。
いくつか正体隠匿ゲームで遊んだのですが、そのなかのふたつをご紹介します。

Deception-香港殺人事件-

#参考用リンク:日本語版販売元

各参加者は何らかの形でとある殺人事件に関わっています。(どんな立ち位置で関わったのかが隠匿されます)
各参加者に「証拠」と「殺害手段」が4枚ずつ並べられ、殺人犯役となった人はその中から1枚ずつ選び、
それを他の多数派陣営が当てる、というゲームです。正確には以下の表を参考にしてください。

チーム 役割名 どんな役? 人数
少数派 殺人犯 ・答えとなる「証拠」と「殺害手段」を指示する
・多数派がこの「証拠」と「殺害手段」を当ててしまわないよう誘導する
1名
少数派 共犯者 ・殺人犯の味方。誰が殺人犯なのか判るが、「証拠」と「殺害手段」は知らない。 1名(6名以上のとき追加できる)
多数派 法医学者 ・殺人犯が誰なのか、「証拠」と「殺害手段」に何を指示したかが判る
・それを他の捜査官に当ててもらうため、ヒントを示せる
・ただし、ヒントを示すルールが決まっており、それ以外のコミュニケーション手段をとれない
1名
多数派 捜査官 ・殺人犯が指示した「証拠」と「殺害手段」を当てる それ以外全員

法医学者役は多数派陣営で唯一答えを知っている状態ですが、しゃべる等のコミュニケーションは一切取れず、
死因や犯行現場などの決まった選択肢やランダムに選ばれた特殊状況の選択肢からヒントを提示することしかできません。

「死因が事故?」「犯行現場が公園......」「死体が濡れている......溺死か?」
「いやでも、時間は一瞬となっているし、このアイススケートかもしれんぞ」「転んだってこと?......ありえるな」
「でも公園でアイススケートは無いでしょ?」「犯行現場の選択肢的にスケートリンク無いし、より近いものを選んだってことでは?」

みたいなやりとりをしながら、証拠と殺害手段をあてることが出来れば多数派の勝利、回答権を使い切っても当てられなければ少数派の勝利となります。

どちらかといえば推理要素の方が強く、慣れないうちはなかなか当てられないのですが、みなさんバンバン当てておりました。すごい。
唯一、わたくしが法医学者を担当した初回だけがハズレ。ヒント出すの下手か?

シャドウレイダーズ

「霧の都」を舞台とし、人々の生活を脅かす闇の勢力「シャドウ」と、それを狩る光の勢力「レイダー」
その争いに巻き込まれた第三勢力「シチズン」の3勢力に別れ、直接殴り合う形式のゲームです。

#参考用リンク:販売元紹介記事

指定した相手がどの勢力に属するか調査することができる手段があるため、それを駆使して敵味方を識別していき、
それがはっきりしてきたら攻撃を仕掛けて倒していくという流れになります。
調査ばかり進めていてもだめで、直接の攻防を有利に進めることができる武器などを別途集めていく必要もあり、
その辺のバランス取りが難しく、楽しいゲームでもあります。

また、正体を現すことで特殊能力を行使することができ、正体がバレるリスクを抱えながら一発逆転を狙えるため、
ここぞというところで正体を現すこともできますが、それによって集中攻撃を受けて沈む者もいたり、
勢力バランスが大きく崩れて一気に攻められる展開に発展したり。
シャドウレイダーはお互いの勢力を全滅させれば勝ちとなりますが、
シチズン勢力はさらに細かい担当キャラクターに応じて、
「最初に脱落出来たら勝ち」「装備品を5個以上集めたら勝ち」「最後まで生き延びたら勝ち」などと勝利条件が異なっています。

そうして生き残りは正体判明済みの「レイダー」勢力2名、正体まだ不明の2名(含む私)。
レイダーA「シャドウの残りはあと1名だし、片方はシチズンだよね」
レイダーB「Wさんがシチズンのはず。調査した」
レイダーA「......それなら先にWさんから倒そう。最後まで生き残ったら勝ちのキャラが残ってる」
W「(ギクゥッ!?)......ぷるぷる。ぼくはわるいシチズンじゃないよ?」
レイダーAB「やっちまえッ!」

というわけで正体不明2名両方とも一気に倒され、レイダーチームの勝利となったのであった。

さいごに

所属部署の皆が積極的に参加してくれるので、愉しく遊べる状況なのがとても喜ばしいことです。
これとは別に「BoardGameArena」で遊ぶオンラインボドゲ会なんかも時々開催しております。
いずれは他の部署も巻き込んでみたいものですね。

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