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生成AI(Gemini)と将棋を遊んでみた

生成AI(Gemini)と将棋を遊んでみた

みなさんこんにちは、東京勤務のUです。

ある時期からAIという言葉を聞く機会が増え、最近では事あるごとにニュースになっていますね。
最近だとやはりクロード・ミュトスの脆弱性発見能力についてのニュースでしょうか。
他に個人的に印象に残っているものだと、東大や京大の入学試験問題を解かせたところ主席合格しただとか、
数学の未解決問題を短い時間で解いたといった(部分的にですが)いわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)を感じさせるものがあります。
シンギュラリティについては2045年頃と言われていますが、最近のAIの進化速度を考えるともっと早く到達するのではないかという予感さえもしてきます。

一方で単語の意味と色が違う文字の色を解答させるストループ課題については、単語数が多くなると正答率が人間よりも低くなるようで、まだまだ弱点も多いようです。

実際に文章の要約や資料作成等、仕事で生成AIを利用されている方もいると思いますが、
今回は生成AIと遊んでみてその実力を測ってみようかなと思います。

今回は、多少は腕に覚えのある将棋で Gemini と対局してみたいと思います。
ガチの将棋AIはプロでも勝てませんが、普通(?)の生成AIだったら実力のほどはどうでしょうか?
そもそも将棋を指せるのでしょうか?

生成AIと将棋で遊んでみる

それでは早速対局をしてみましょう。
以下青文字は私、赤文字は Gemini の会話です。

将棋を指しましょう

いいですね!ぜひ将棋を指しましょう。
ただ、私はテキストベースのAIですので、盤面を言葉(符号)でやり取りする形になります。
もしよろしければ、私が後手(△)、あなたが先手(▲)として、あなたの初手から始めてみてください。
【進め方の例】
・「▲7六歩」のように、一般的な将棋の符号で指し手を教えてください。
・盤面の状態をわかりやすくするため、数手おきに簡易的なテキスト盤面を表示しながら進めますね。
準備ができたら、初手をどうぞ!

少し将棋をかじらないと理解が難しいですが、符号(どの駒をどこに動かしたかの情報)を理解しているのであれば対局自体は大丈夫そうですね。

▲7六歩

▲7六歩ですね。居飛車にも振飛車にも対応できる、王道の初手です。
それでは、私は角道を開けさせてもらいます。
△3四歩
現在の盤面(主要な動きのみ):
あなたの▲7六歩と、私の△3四歩で、お互いの角道が向かい合いました。
次は先手番(あなた)です。どうぞ!

こんな感じで一手毎に手の評価をしてくれます。
将棋用語もふんだんに使っていて、ちゃんと理解していそうです。

と、こんな感じで順調に進められていたのですが、

図.png

上記の図の局面から・・・

▲3四飛ですね!「横歩取り」を選択されましたか。非常に激しく、変化の多い大空中戦の始まりですね。
それでは、こちらもこちらも横歩をいただきます。
△8六飛

お互いに横歩を掠め取り、持ち駒は「歩二」ずつとなりました。ここからはお互いに角頭のケアや、飛車の引き場所、あるいは▲3三角成といった強襲など、一瞬も油断できない局面が続きます。
次は先手番(あなた)です。どう組み立てますか?どうぞ!

既に8六に飛車がいるにもかかわらず、おかわりで△8六飛を指してきました。
堂々と反則(?)をしてくるとは、これも一種のハルシネーションなのでしょうか・・・
AIが作成した現在の局面の内容も実際とは違っているように見えます。

誤りを指摘して対局は再開できたのですが、同じような動かせない駒の移動を何度も繰り返しながら、
21手という異例の短手数で私が勝利しました!

感想

何度か対局してみたのですが、今回だけではなく毎回駒の移動について一回は誤っていたので、
盤面の把握が正常にできていないようです。

強さのほうも定石を理解しているような口ぶりの割にはかなり弱いと思います。
昔のファミコンソフトぐらいのほうがまだ強いかもしれません・・・(盤面の把握のミスという不具合はないでしょうし)。

おまけ(今回対戦した棋譜)
▲7六歩
△3四歩
▲2六歩
△8四歩
▲2五歩
△8五歩
▲7八金
△3二金
▲2四歩
△同歩
▲同飛
△8六歩
▲同歩
△同飛
▲3四飛
△7六飛
▲2二角成
△同銀
▲3二飛成
△3一歩
▲4一金
まで先手の勝ち

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