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導入事例 株式会社カーリット様

社内のあらゆる会議をDX化
成功の秘訣はシンプルな操作性と同時接続ライセンス

企業名
株式会社カーリット
会社URL
https://www.carlithd.co.jp/
事業内容
化学品事業・ボトリング事業・金属加工事業・エンジニアリングサービス事業

解決された課題

  • スマートセッションを導入したことで、紙のコストや人件費が削減され、更に会議の円滑化も促進された
  • シンプルでわかりやすい操作性だったため、経営会議に出席するメンバーにもすぐに受け入れられた
  • 同時接続ライセンス形態により、費用を抑えつつも、研修や研究会、部内会議等、さまざまな会議へ横展開することができた

1918年、「カーリット爆薬」の製造技術を導入して以来、化学品事業、ボトリング事業、金属加工事業、エンジニアリングサービス事業を通して、さまざまな製品を生み出し、人々の暮らしに貢献してきた株式会社カーリット(以下、カーリット)。

同社では、2022年に掲げたグループ会社全体の中期経営計画に基づくDX推進の一施策として、ペーパーレス会議システム「スマートセッション」を導入した。スマートセッションを導入したことで紙のコストや人件費が削減され、更に会議が円滑化されたとのことだが、今回、スマートセッションを導入した経緯や効果について、経営企画部経営戦略室の小山氏に話を伺った。

大量の紙のコストと事務局の手間

カーリットでは、毎月開催される種々の経営会議や生産に関する会議、営業会議等において、参加者や議題が多いときには3000ページほどの資料が印刷されていた。大量の紙のコストが掛かることはもちろん、資料の準備には前日から多くの手間を割かなければならず、資料の差し替えが発生した際は一大事だったという。そうした中、2022年にグループ会社全体の中期経営計画が掲げられ、グループ会社全体のDX推進・デジタル投資が加速されることになった。経営企画部経営戦略室に所属する小山氏は、まずは身近なところから取り組んでいこうと考え、ペーパーレス会議システムの導入検討を開始した。

通話オプション

経営企画部経営戦略室
小山氏

紙のコスト削減だけではなく、会議も大幅に円滑化

スマートセッションを導入したことで、紙のコスト削減はもちろん、事務局に資料を集約せずに会議の各担当部署でアップロードすることができるようになり、事務局としての手間を大幅に削減したようだ。現在は経営会議以外にも、社内の研究発表会や研修、株主総会等、あらゆる会議でスマートセッションを活用をしているという。

「研究発表会では、各グループ会社の研究部門が本社に来社し、研究の内容について発表します。縦長の会議室に100名ほどが参加する会議のため、プレゼン時、後方の席の人達はスライドが見えにくいという課題があったのですが、複数台のモニターやスマートセッションを使って資料共有をすることで会議が円滑化されました。またグループ会社の全社員が受講するコンプライアンス研修では、100ページ近くある冊子を約1000名の社員に配布していましたが、今ではスマートセッションを活用することで大幅な経費削減になっています。」(小山氏)

導入の決め手は、シンプルな操作性

ペーパーレス会議システムの検討においては、シンプルな操作性を最も重要視していたという。

「まずは経営会議からペーパーレス会議システムを導入しようと考えていました。しかし、経営会議に出席するメンバーの年齢層が高いことからソフトウェアの操作に慣れていない者も多く、導入の障壁にもなっていました。」(小山氏)

そこで、複数のペーパーレス会議システムのトライアルで使用してみたところ、日本インフォメーションが開発するスマートセッションが一番シンプルで分かりやすい操作性を実現していたようだ。

「他社のサービスと比較し、スマートセッションはシンプルな操作性で、初心者でもすぐに操作を理解して習得できることを無償トライアルの利用を通じて実感しました。」(小山氏)

社内のさまざまな会議に浸透した理由は、
シンプルな操作性と"ライセンス形態"

スマートセッションが社内に普及した理由は、操作性が単純明快で初心者でもすぐに使えることが大きな理由だったとのことだが、料金体系が同時接続ライセンスだったことも後押ししたようだ。

「手軽に導入できる価格設定だったことも採用した理由の一つです。料金がID数によらず、同時に会議に参加する人数で決まります。スマートセッションを利用する会議体が増えるにつれ、段階的にライセンスを拡大させることができたことも導入ならびに浸透の手助けになりました。」(小山氏)

自社のみならずグループ会社での活用も視野に

現在では、スマートセッションがないと会議が円滑に進まないといった社員からの声が多く寄せられており、導入の効果を実感しているという。また、各グループ会社からもスマートセッションを自社に導入したいという声がでているようだ。

「要望のあったグループ会社に対して、スマートセッションの紹介や使い方のレクチャーをさせていただいております。今後は自社のみならず、グループ会社全体の会議の円滑化や業務の効率化を目指していきたいと考えています。」(小山氏)

※掲載内容は取材当時のものです。