※本ブログはFileMakerバージョン17時点の内容で作成しております。
こんにちは、FileMaker推進企画です。
この度2018/5/16にFileMaker17が発売され、大きく「ボリュームライセンス」のライセンス形態が変更されました。
FileMaker16までは
年間利用ライセンスとして・AVLA・ASLA・FLT年間
永続購入ライセンスとして・VLA・SLA・FLT永続
と年間利用と永続購入併せて大きく3つにライセンス形態に分かれておりました。
FileMaker17プラットフォームより、シンプルで
分かりやすいライセンスモデルに変わりました。
※19年7月時点の最新バージョンは18になります。
AVLA・VLA・FLTが無くなり、大きく分け
・ユーザライセンス・同時接続ライセンス・サイトライセンス(ASLA/SLA)になりました。
年間利用/永続購入はFileMaker17,18でもそれぞれ選択できます。
また、以前からありましたFileMaker Proが無くなりFileMaker Pro Advancedのみの選択になりました。
(※FileMaker Pro、FileMaker Pro Advancedの違いについてはこちらをご確認ください。)
<ユーザライセンス>
ユーザライセンスは利用されるユーザー数をベースとしたシンプルなライセンス形態です。
FileMaker17を使用される人数分のみ契約することですべてのFileMakerプラットフォーム※が利用できるようになります。
5ユーザーから開始可能で、購入後は1ユーザーから追加でき、
さらにFileMakerServerが3台までインストール可能です。
※FileMakerプラットフォーム
FileMaker Pro Advanced, FileMakerServer, FileMaker GO, FileMaker WebDirect
<同時接続ライセンス>
同時接続ライセンスは同時に利用できる人数をあらかじめ決めておくライセンスです。
不特定多数の方にWebDirectやFileMakerGoからアクセスしてもらう場合には最適な
ライセンスとなります。
また、購入された会社内ではユーザ数に制限なくFileMakerProAdvancedをインストールする
ことができます。
(但し、同時に利用できるのは同時接続ライセンス数までになります。)
<サイトライセンス>
サイトライセンスは全従業員数を対象にしてライセンスを購入するプランです。
25シート(25名)以上の場合、その他のライセンス形態よりもお得にFileMakerを導入いただけるライセンス形態です。
ではここで、年間利用ライセンスと永続購入ライセンスについて説明いたします。
【永続購入ライセンス】
一度購入してしまえば、永続利用ができる買い切りのライセンス形態です。
但し、購入から1年間は最新バージョンにアップグレードする"保守"が付属されているのですが、
年間利用ライセンスと違い、1年目以降は"保守"を更新しない限り最新バージョンへのアップグレードが出来なくなります。
常に最新バージョンをお使いになりたい場合は、"保守"に加入頂く必要があり、"保守"の費用はライセンス価格の1/5です。
※保守(メンテナンス)契約について
保守(メンテナンス)を更新いただくことで最新の製品アップデートとライセンスを追加購入する際に1ライセンスから
購入いただけるようになります。年間ライセンスの場合は保守が含まれておりますが
永続購入ライセンスの場合は初年度1年間の保守が付いており、翌年からは保守のみを
任意で更新することができます。
【年間利用ライセンス】
購入後、1年間限定で利用できるライセンスです。
2年限定、3年限定のライセンス形態もありますが、限定利用期間を過ぎると使用できなくなります。
利用期間を延長したい場合は、更新注文処理が必要になります。
新しいバージョンが発売されれば、追加費用無しに無償で最新版の
FileMaker(ファイルメーカー)を利用することができます。
例えば、ある会社の一部の組織が毎年の人事異動が激しく、FileMakerを利用する
ユーザ数も毎年大きく増減する場合、永続利用で大量のライセンスを購入してしまうと
勿体ないので、年間利用ライセンスを購入し、次年度のライセンス更新のタイミングで
利用ユーザ数に合わせた購入ができるというメリットがあります。
ここで例としてユーザーライセンスの買取でご説明いたします。
【ライセンス費用の差異について】
下記ライセンス費用は、ボリュームライセンスの価格レベルT1にて計算しております。
1回で大量にライセンス購入をする場合、1本当たりの費用が安くなる可能性がありますので留意願います。
※ FileMakerProAdvancedのライセンスを購入すれば、FileMakerServerは3ライセンス付属されるため費用は0円です。
ボリュームライセンス初回(新規)購入時は5ライセンス以上購入する事が前提条件となります。
※初回(新規)契約時は5ユーザ以上の購入が必要ですが、保守更新をされている方は1ユーザ単位で追加可能です。
ユーザ数以外に利用方法によってもどのライセンスが良いか、検討する必要があります。
全てのパターンをここでご説明すると長くなりますので、見積のご依頼を頂く際には、お気軽に下記URLからお問い合わせください。
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